2016/11/13

乾燥

 恒例の干し柿作りがひと段落しました。たくさんのスライス干し柿が作れました。

 ということは、空気が乾燥しているということです。エアコンをつけた部屋の湿度は、40パーセント前後となってのどの渇きや不快感が。顔の乾燥も気になるところです。

 北欧で暮らしていた知り合いが、この時期は、一ヶ月にひと瓶の保湿クリームを使い切ると話していました。注意して見てみると、手足が乾燥のためかさかさになっています。べたべた塗りつけるのはきらいなわたしですが、北欧の例を参考に保湿クリームを塗るようにしてみました。

 まず、お風呂に保湿系のバスミルク、湯上り後、手足の気になるところに保湿クリーム。秋の養生は、豚肉を食べるでした。冬に向けての豚肉ですが、その性質は、滋陰でお肌はしっとりします。豚足を鶴橋のコリアンタウンで買ってきて食べたらいいよと患者さんに教えています。乾燥がつらいアトピーの人には特におすすめしています。

 この時期のはり治療は、どうでしょう。夏に摂りすぎた水分を空腸や回腸を動かし排出させ、燥気(今の時期を燥気といいます)のやや乾燥ぎみに合わせるか、乾燥がすすみ枯れすぎた体調を元にもどすかの選択になります。

 いずれにしても、乾燥のしすぎはいけません。からだにとって、ほどほどの乾き具合が内外ちょうど良いということになっています。

  

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2016/11/02

正倉院展

 正倉院展に行ってきました。 

 待ち時間10分。この日この時だけは、奈良の都のみやこびと。聖武天皇のゆかりの品々にうっとりでした。会場は、時がタイムトリップして現代と奈良時代と行き来しているようで不思議な空間になっていました。周りの人たちも熱に浮かされたようにたちどまったり、歩き回ったり。

 ひときわ大きな幟(のぼり)は、聖武天皇一周忌法要で飾られた大幟。色鮮やかに風にはためく様子が目に浮かびました。

 奈良時代の貨幣、和同開珎。人々が日々の生業の中で使われていたものと思うと重みずっしり。

 ポスターにもなっている漆胡瓶(しっこへい)はペルシア風水差し。中国唐代に制作されシルクロードの終着点、奈良の都に伝わりました。

 帰りは、奈良公園を横切り、興福寺、猿沢の池を回りました。熱におかされたみやこびとは、広大な公園をゆったりした歩幅で歩くことで平常心に戻りました。

 快い疲れがでて、その夜は早めにまぶたが重くなりました。

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2016/10/17

過去の部活より今の運動

 肥満度や歩く能力は、過去の運動経験に関係なく、今運動しているかにかかっている・・・。

 体育の日にちなんでスポーツ庁がまとめた記事が10月10日の朝日新聞に掲載されました。

 ベーネ南船場治療院でも、初診の患者様に学生時代に何かスポーツをしていましたか?今何かスポーツをしていますか?と尋ねるようにしています。学生時代の運動習慣は、成長期とあいまって骨格や内臓がしっかり出来上がっているかの判断基準となるからです。

 学生時代の運動の体力貯金は、社会人になるとどんどんすり減り、今どのくらい残っているかは初診の時に想像することができます。

 スポーツ庁は、運動習慣と健康の関係を調べた結果、週一以上運動している人は、普通体重の維持及び、1時間以上歩ける(但し、65歳以上の人)とのアンケート調査結果が出ています。まさしく、過去、学生時代に運動をしていた人も、貯金を使い果たした後は、年齢を重ねるほどに、今運動している人に比べると体重維持や歩ける時間の差が出てしまうということなのです。

 学生時代帰宅部であったり、もともとからだの弱い人でもウオーキング、ジョギング、ヨガ、ジムでのトレーニングをこつこつやり続けると、普通体重の維持はもちろん、はり治療をすると、はやく効果があらわれます。もしくは、はり治療なしでも体調維持が自然にできてしまうのです。

 体育の日、運動会シーズン、からだがうずうずしている皆様、運動靴を履いて近くの公園まで歩いてみませんか?何なら、少しジョギングしてみませんか?

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2016/09/23

夏ばて解消のヒント

 本日の相撲の一番、豪栄道と日馬富士の一戦。危ないところを首投げで勝った豪栄道。13勝全勝で館内を大いに沸かせました。

 大阪府寝屋川市出身の元気印、豪栄道関に比べ、こちら、台風、秋雨前線の大雨、洪水、暴風に追い討ちをかけられた夏ばての体。疲れが倍増しているところです。

 夏ばては、暑さの残存が上半身に残っているか、または、汗をあまりかかなくなったため、おなか周りや下半身に水分(湿気)が溜まってしまうことによりおこります。

 はり治療はもちろんのこと、お家でも夏ばてを回復することができます。

 からだの暑熱をとるために、はちみつレモン。セロリ、もやし、枝豆、すいか、うり、メロン

 胡瓜(胃腸の熱を冷やす、水分代謝を活発にする、小便が良く出る、むくみが取れる、冷えを抜くことが出来る)

 豆腐、あずき、みそ、なす(湿気を除湿)

 生姜(胃腸の湿気を取る)

 お肉を食べるなら、ジンギスカンのラム肉(うなぎ、山芋、おくら、大根おろしでラム肉の代用になります)

 今夜の夕食のヒントになれば良いですが。夏ばてを解消して、明日もまた相撲中継を観戦予定。関取たちの力強い熱戦にパワーをいただきましょうか・・・
 

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2015/11/23

かりん

 台所の隅から独特の甘いにおいがプーン。

 はちみつかりんジュースのために買ったかりんのにおい。表面がべたつき、甘い香りにつつまれていました。

 硬いかりんを薄くスライスするために念入りに包丁をとがなくては。

 空気が乾燥するこの時期、のど痛、せきに良いかりん。はちみつを加えると更に薬効が増します。思い切って国産はちみつを買ってみました。1000g3600円。割高ですが、のどが痛いとき自分ののどを潤してくれるものに良い材料を使える贅沢さをありがたく思います。

 2-3ヶ月後にジュースは出来上がります。それまでにせきやのどが痛くなったら大根はちみつの促成でしのぎましょう。大根5cmくらいをサイコロ状に切り、かぶる量のはちみつを加えます。半日で大根の水が上がってきたら、それをお湯か水で割って飲みます。

 香りの良いかりんか大根のにおいの差はありますが、風邪の時の強い味方であります。

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2015/11/01

詰め込みたい

 ダンボール1箱分のりっぱなさつまいもが届いたらどうしますか?それも中がオレンジ色の無農薬安納芋。

 S子さん(38歳主婦)は、オーブンで焼いてから切り分け、美味しい干し芋にしあげました。焼いたままだとたくさん食べることが出来ないということで。

 「夜も苦しくて安眠できません。からだが重い。常に眠い。まぶたが重い。のど元まで芋がきているようです。何とか、食欲を止めて欲しいです。でも、干した芋を見るとまた食べたくなります」

 小さな赤ちゃんの頭大の安納芋を干し芋にしているS子さんの姿が想像できました。

 秋になると何でも美味しい。収穫時期を向かえたさつまいもやジャガイモ、かぼちゃ。これを食べると胸が確実に詰ります。

 のど元まで芋をつめてはり治療に来られたS子さんに次のような話をしました。

 森の動物は、おなかにたくさんのものを詰め込んで冬眠に入ります。その後は春まで何も食べません。人は食欲の秋におなかいっぱい食べて、そのままクリスマス、年末、正月と食べ続けるのです。秋になると、動物の習性がそのまま出てしまうのかもしれません。

 S子さんには、ウルトラマン体操、胃伸ばし、整体、背中のスイナマッサージ、内関ー公孫、隠白穴の瀉血。1時間半以上はり治療をして、やっと胃腸が動き出しました。

 大変な思いをしておなかが楽になったS子さん、「一人でがんばらず、皆に配ります、本当に美味しい芋なんです」と言って帰っていかれました。このまま冬眠しない人間の詰めたいという衝動、つけは風邪引きやそれに伴うギックリ腰、首の寝違いとなる確率が高くなります。

 皆様、詰めすぎないでくださいね。

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2015/10/26

満腹 まんぷく

 夕食の献立に足らないものをスーパーへ買いに行きました。ちようど秋の収穫祭と銘うって北海道フェァが行われていました。予定の材料以外に何種類かの食材を買い込みました。

 帰宅していざ冷蔵庫に収納しようとすると・・・

 冷蔵庫の見晴らしが悪い。これは、いつもの満腹パターンに陥りかけている構図。年末年始を待たずして詰め込みすぎの。そして、自分のおなか具合もそのようになっているではありませんか。

 デパートやスーパーでの秋の催し物の誘惑は捨てがたいものがあります。山積みされた秋の味覚、海の幸、山の幸、ハローインのかぼちゃのロゴマーク。おいしい新米。

 冷蔵庫の中を整理整頓して3日分位の献立予定をたてました。3日間は何も買わない、誘惑に負けないと決心しました。

 そうしたらわたしのおなかの満腹感もなくなるかしら?

  

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2015/10/20

乾燥

 スーパーで山盛りの柿を買いました。スライスの干し柿作りがマイブームです。

 柿の皮をむく。スライスする。魚干し用の網に並べて一週間干す。天気予報に注意して夜は家の中に入れます。水分が無くなり小さく乾燥すれば出来上がり。干しすぎると硬くなるので出来上がりを注意して見極めます。

 秋の燥季に干し柿作りは最適。しかし、乾燥により咳やのど、お肌に異常を訴える人が多くなる季節でもあります。

 秋は肺の季節。せきやのど嗄れには(合谷、孔最、尺沢、照海)、皮膚の乾燥には、たっぷり保湿剤を塗るように陰谷を補します。

 しっかり睡眠をとることもからだの潤いを保つ秘訣です。

 秋の夜長の読書をほどほどにして早くやすみましょう。

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2015/10/05

天高く

 蓋を開けると湯気の中からひときわつややかな米粒。昨日までとは違う白い透明感。

 新米ごはんを炊きました。土鍋で炊と最後の一粒まで美味しい。そう思える胃腸に感謝です。

 夏ばてから解放され胃腸全開。美味しく食べたらからだを動かしましょう。手足を動かせば、消化力アップ。自力消化は胃腸薬のお世話になることもなく、またおいしく食べることにつながります。

 夏があっという間に去って涼しくなり、しっかり太陽を浴びていなかった人は、秋晴れの陽気を体中に取り入れてください。新米ごはんをおにぎりにして郊外に繰り出していくのも良いかもしれません。

 天高く美味しい季節の到来です。

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2015/09/21

もの悲しい?

 「枯葉よー」はまだ先。

 朝夕の涼しさには、枯れ葉のかさかさ感はまだ感じません。真夏の刺激的な躍動感は少しずつ影をひそめ、夜は落ち着いて何かできそうな気がします。

 Y子さん(32歳OL)がはり治療に来られました。夏からの体調があまり良くなく、何か不安で心が落ち着かないと言われました。

 今は季節の変わり目。夏の大きく膨らんだ心の躍動感は、すこしずつ小さくなりこじんまりした実に凝縮される過程です。その際、脱力感や喪失感、物悲しい感じが生まれます。湿気が抜けて空気が澄んでくると今度はかさかさの燥気がやってきます。「枯れ葉よー」の季節が始まる時、もの悲しさは最高潮に達し、悲しくてしくしく泣いてしまうこともあります。(秋は五臓の肺が旺気し、肺は悲しみをつかさどるといわれています)

 独身、一人暮らしのY子さんの心情の変化をいち早く伝えることで、本当に涙が出てきた時に秋の季節的なものとやり過ごせるようにしておきました。健康な人にも起こりうる悲しいという思い。その時がその人にとっての本当の秋の始まりです。

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