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2019年8月

2019/08/30

夏季講習

 8月25-26日と中華伝承医学会主催の夏季講習が開催されました。

 いつもは受講者なのですが、年に一度講師になってみんなを教える立場に立つことになります。

 今年も2月ごろから何を話そうかずっと考えていました。40年以上はり治療をしています。ほとんど臨床(現場)を重視しているので、現役の鍼灸師の人たちには理論と臨床の両方から話をしていかなければななりません。

 身体の臓腑のうち腑のお話。胃、小腸、大腸、膀胱、胆、三焦の六つの中空臓器の新陳代謝を盛んにすると、顔のむくみがとれて張りがでてくる。その有り様は、手の肘から手首までの皮膚(尺膚、しゃっぴ)の変化と同じである。また、脈も同じように変化する。

 黄帝内経の霊枢経(こうていだいけい、れいすうきょう、二千年前に書かれた鍼灸医術の古典書)の一言を検証してみることにしました。脈診という狭い部位で診るより肘から手首までを手で触れてなでて、さすって、優しく押してみる。顔の変化、脈、尺膚の変化がおぼろげながらわかるようになりました。

 顔の変化は、今流行の美顔はりのように顔に直接はりを打たなくてもむくみがとれ、張りがでてきます。べーね治療院ではり治療を受けておられる皆様は、美顔治療も同時にしているということがこのたびはっきりわかりました。

 夏期講習が無事に終わり、頭フル回転から日常にもどるのに数日かかりました。

 わたしの夏がやっと終わりました。

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2019/08/09

苦味をとりましょう

 8月8日は立秋。暦の上では秋。

 日中の最高気温は猛暑日を、最低気温は熱帯夜を更新し続けています。気がつけば暑さのため息が上がっていることがありませんか?

 夏は、心臓が忙しく働いています。ここで苦味のものを口に入れるとその負担が軽くなります。

 寝苦しい夜、夕食に苦味のあるゴーヤちゃんぷる(ゴーヤの野菜炒め)を食べると、心臓あたりの胸元が涼しくなって眠りやすくなります。

 夏の野菜たち、暑さに対抗するために、少し苦味を帯びています。冬大根は甘いのに、夏大根は少し苦味があります。それを食べる人間もまた暑さに対抗しやすくなります。

 苦味のあるお茶、ビターのチョコレート、ピリ辛苦いピーマンなど。酸味の酢も適度に取り入れてみましょう。

 暑さの本場沖縄では、うんざりするくらいの暑い中、ゴーヤちゃんぷる、豚のてびち、豚足、モズクや海ぶどうなどの酢の物、梅干がのった山盛りのご飯。食欲がないのになぜか食べれてしまう不思議な組み合わせです。

 暑い時はアジアの国々の食事を真似てみるのも良い方法です。

 お盆に子供たちが集まるので、生はるまきパーティを計画しているところです。野菜中心の具材を用意しておくと、勝手に自分で巻いて食べることが出来ます。スイートチリソースをつけて食べるとおいしいです。

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2019/08/02

水色(ブルー)

 インスタに上がっていた氷がたくさんはいったブルー色のジュース。目、目、目が涼しい。

 目が涼しいのは大切なことです。気がつけばブルーのTシャツ、藍色のスカート。紺色の部屋着。ベットシーツも水色。ガーゼけっとも格子のブルー。エアコンが苦手な人のささやかな暑さへの抵抗です。

 昼間は炎天下。37度超え。最低気温が28度の熱帯夜。

 よく眠れなかった早朝、思い切って起きてみると、なんと部屋の中の見慣れた景色がブルー色。昼間の活気がない分、電気をつけなくても良い分薄いブルー。早起きした涼しい分ブルー色。

 小学生時代は、宿題をする。大人になると掃除、洗濯、介護のご飯つくり、新聞読む 、太極拳の練習する、のどれからするかを決める。ブルー色の時間はたちまちのうちに無くなって炎天の時間になります。

 治療室に向かう頃には、汗だくに日傘。頭を仕事モードに切り替え、ブルーの枕にブルーのバスタオル。患者さんにブルー系のパジャマを着てもらって治療が始まります。

  

 夏の養生は水色(ブルー)の服を着るでした。

 短い梅雨からあっという間の37度超え。暑いと嘆く前に夏の養生を思い出しましょう。

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