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2019/06/27

デッサンと望診

 描いて鍛える 診る力、伝える力。「医学生デッサン教室」という2019年6月19日付け朝日新聞朝刊を読みました。

 「観察力、表現力、感じる力を磨くことが出来る」と岡山大学医学部形成外科学の木股教授の発案から、2017年より臨床実習の一環としてはじまりました。1本の鉛筆、濃淡の出し方から始まり、ライトを照らした立体のスポンジの描き方、切ったトマトの色目、肌触り、匂いは?と進みます。患者さんの問診、触診、視診をするよう五感をふるに使ってデッサンするように指導しているということでした。。

 毎年、医学部4回生か5回生の時に3時間ほど学びます。

 その効果として、次のような事例がありました。デッサンの手ほどきを受けた学生が、患者さんの3年前に撮った運転免許証の写真の顔色から、現在患っている病気を見つけることができたといいます。

 

 立場は変りますがはり治療の現場ではどんな具合でしょうか?

 レントゲン、CTスキャン、MRI、血液検査などを持たないはり灸マッサージ師。

 望診で体中を目で観察、聞診(匂いや声色、発する音などをきく)、問診、切診(せっしん、脈を診てからだの中の状態を診察する)の4つを常に磨いておく必要があります。デッサンの練習はとても良い方法だと思います。

 それ以外では、カメラのレンズで被写体を撮る、絵を描く、書道、お花を生ける、美術館めぐりをする、ヒントは工夫次第でたくさんあります。最近は、孫(6ヶ月)の顔色、肌触り、弾力、声の変化、関節の柔らかさなどが大変参考になっています。

 今のわたしの課題は、はり治療をしている時に、望診で、顔のどの部分が変化して色が変るか?むくみが取れるのか、くすみがなくなるか、肌の状態、艶が増すか、目に力が宿るのか?手足の色はどのタイミングで変化するか?表情は和らぐか(表情筋が緩むか?)をリアルタイムで見逃さないようにすることです。

 デッサン教室や書道教室に行くべきか目下考え中です。

 

 

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