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2019/01/04

AIやロボットに職は奪われるのか?

 「AI(人工知能)やロボットに職は奪われるのか?」という見出しが2019年1月3日、朝日新聞朝刊1面から2面にわたって掲載されました。

 「AI進化、共生の道 超高齢社会に備え」との見出し、「働く場、ロボットの力で変える。」それに対して、職は奪われるのだろうか?という反問の形。

 代替されやすい職業、99.8%、電車運転士、経理事務員、99.7%、検針員、路線バス運転手、レジ係り、郵便外務員、学校事務員、銀行窓口係り、倉庫作業員、・・・自動車組立工。

 代替されにくい職業0.1%精神科医、0.2%に外科医とはり師、灸師、小児科医、ゲームクリエイター、バーテンダー、中学校教員、大学教員、広告ディレクター、0.3%に保育士と続きます。

 はり師、灸師が代替されにくい職業の堂々2位に外科医や小児科医とならんでランクインされているのに驚きました。驚くと同時に、一般には、腰痛や肩こりの時以外あまりなじみの無い職業といえます。

 腰痛に対して、その日その時の季節、天気、寒暖、年齢、職業、生活習慣、病歴、腰痛の状態、姿勢、顔色、舌の色、脈状、を一度に診察して、証をたてて、穴にはりを刺します。用いるはりの長さ太さ、はりを刺している時間、筋肉の変化、痛みの取れ具合、歩いて帰れるかなど細かいチェックが続きます。
 
 腰だけにはりを打つのであれば、AIやロボットに取って代われるのかもしれません。以上のような過程を経て治療が成り立っています。はり治療に来られる患者さんは、いろいろな症状が入り混じり複雑に絡まっていることが多いのです。それが一人ひとり異なるとなるとAIもお手上げです。

 精神科医、外科医、小児科医の職業と並び評されることに喜びと、その道の更なる高みを進むの難しさを感じます。感覚をとぎすまし意識を持ち続けることは容易ではありません。職は奪われないにしてもです。

 

 
 

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