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2018/05/02

消えるデータ 失われる過去

 連休中に自分のテーマを進めようと黄帝内経素問・霊枢を読んでいました。秦漢時代(BC200年頃)に書かれた鍼灸の古典でありわたしたち鍼灸を志すものにとってはバイブルでもあります。

 「消えるデータ 失われる過去」 短命のデジタル媒体社会・文化引き継げずという朝日新聞2018 4 30付け朝刊の記事がたまたま目に留まりました。デジタルデータは、0と1に信号化されたもの。そのデータは変わらなくても、記録媒体の光ディスクや磁気テープの劣化により、数十年後には読み出せなくなるかもしれないというのです。

 古代エジプト文明のパピルス、メソポタミア文明の石版などは今でも解読することができます。わたしが読んでいる素問・霊枢なども、紙に書かれた文字が,書き継がれ受け継がれ現代にまで伝えられてきました。

 紙(和紙など)は、数十年ー1000年以上
 
 マイクロフイルム 100-500年

 磁気テープ 数十年

 光ディスク(DVD,、CD,、ブルーレイなど) 数十年

 データが消えてしまうということは、後世に今の社会の記憶、文化、科学その他の伝えなくてはならない情報が消えてしまうかもしれないということ。現に、2000年以上前に成立した鍼灸の古典を座右に置いている身にとっては他人事とは思われません。

 高レベル放射性廃棄物(核のごみ)にいたっては、最終処分には10万年かかります。その記録は永久保存する必要があるそうです。

 日進月歩のデジタル新時代。少なくても500-1000年保存できる媒体の開発が急務となっています。

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