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2016年10月

2016/10/17

過去の部活より今の運動

 肥満度や歩く能力は、過去の運動経験に関係なく、今運動しているかにかかっている・・・。

 体育の日にちなんでスポーツ庁がまとめた記事が10月10日の朝日新聞に掲載されました。

 ベーネ南船場治療院でも、初診の患者様に学生時代に何かスポーツをしていましたか?今何かスポーツをしていますか?と尋ねるようにしています。学生時代の運動習慣は、成長期とあいまって骨格や内臓がしっかり出来上がっているかの判断基準となるからです。

 学生時代の運動の体力貯金は、社会人になるとどんどんすり減り、今どのくらい残っているかは初診の時に想像することができます。

 スポーツ庁は、運動習慣と健康の関係を調べた結果、週一以上運動している人は、普通体重の維持及び、1時間以上歩ける(但し、65歳以上の人)とのアンケート調査結果が出ています。まさしく、過去、学生時代に運動をしていた人も、貯金を使い果たした後は、年齢を重ねるほどに、今運動している人に比べると体重維持や歩ける時間の差が出てしまうということなのです。

 学生時代帰宅部であったり、もともとからだの弱い人でもウオーキング、ジョギング、ヨガ、ジムでのトレーニングをこつこつやり続けると、普通体重の維持はもちろん、はり治療をすると、はやく効果があらわれます。もしくは、はり治療なしでも体調維持が自然にできてしまうのです。

 体育の日、運動会シーズン、からだがうずうずしている皆様、運動靴を履いて近くの公園まで歩いてみませんか?何なら、少しジョギングしてみませんか?

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2016/10/10

荻須高徳展

 ひなびた屋根、うすよごれた壁、グイッと筆に絵の具を塗りつける。そこから、立体の建物が浮かび上がる。堂々とした存在感と重量感。

 はがれそうなポスター、ひらひら風にゆれて、、出窓は、こちらに突き出し、道は奥の奥までつづいている。

 荻須高徳展(ギャルリー為永大阪店、ホテルニューオオタニ)を見にいきました。

 油絵は、ガラス無し。絵の具のは何層にもていねいに、時には力強く。ポイントの赤錆色が、遠くの小さな屋根にまでぬかりなく塗られ、風景全体の一分の隙も計算ずみ。いつまでも見飽きることがありません。

 はり治療で、この絵画たちのようなことをしているのだろうか考えてみました。

 からだの景色を脈や舌で想像する。絵の具の代わりに鍼を使い、からだをキャンバスに見立て、一筆ならぬ一鍼ごとにその出来栄えを脈や顔色の変化で追う。微妙な色使いは、鍼の刺し方で変えてみる。

 目元すっきり、顔色や手足がその人本来のピンク色、バランスの良い体幹、おだやかな心、からだの細胞のすみずみまで活発に動いているのを感じた時に治療終了。

 患者の皆様、わたしが荻須の絵を見ているような心地よさをその時感じて下さればうれしく思います。


 

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