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2016/08/26

妊活セミナー

 妊活セミナーを頼まれました。

 猛暑日の日曜日。心斎橋のビルのセミナールーム。集まったのは、OLさん、セラピストさんたち、なぜか、広報の男性。

 東洋医学の鍼灸の立場から話をしました。はり治療をしたことがある人は数名。あとは鍼灸をよく知らない人たちでした。

 今から2500年前に中国の戦国時代にできた、黄帝内經素問霊枢(こうていだいけいそもんれいすう)のうち、素問の上古天真論(じょうこてんしんろん)から例を引いて話を始めました。

 女性は、7x2 14歳で任脉が流通し、衝脉が盛んになって月経が下りる。任脉の任は、女性では妊とも書き妊娠と関わりが深い。

 任脉も衝脉も子宮辺りから起こる(始まる)ことを經絡図で見てもらいました。

 婦人科でよく使う三陰交は、任脉、衝脉の両方が交わり、3つの陰経(肝経、脾経、腎経)も交わる重要穴であること。大衝は、衝脈とおおいに関係し子宮に直結していると、具体的に穴の位置や取り方を実演。

 西洋医学では、子宮、卵巣、卵管などを事細かに検査します。どの箇所に異常があるかをみて薬や、ホルモン調整をします。タイミング療法、人工授精、体外受精、顕微授精と方法が段階的に上がります。

 東洋医学では、痰湿症、気鬱症、瘀血症、血虚症、腎虚症の5つのタイプに分けます。この中には、血虚症と腎虚症などとミックスされている場合もあり同時に治療することになります。治療は、各々のタイプを改善すること、合わせて調経(生理周期や、基礎体温表のグラフ調整)をはかります。はり灸治療、必要な時に漢方薬を服用したりします。

 
 後半の2時間で、出席した人たちの問診と体調チェック。

 フルタイムではたらく女性の生活環境が過酷であることがわかりました。オフィスの冷房、長時間のパソコン業務、食事内容のバランスの悪さ、夜食になりがちな夕食の時間。

 妊活で一番必要なことは、十月十日(とつきとおか)赤ちゃんが過ごし易い子宮環境をどのように作っていくのか?です。この日出席された人たちの心に、東洋医学やはり治療はどのように響いてくれたのでしょうか?

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