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2015年12月

2015/12/23

洗い物

 クリスマスを前に家族のものが風邪をひきました。忘年会からの胃腸の疲れからでしょうか?

 朝夕のご飯メニューが一気にあっさりになりました。

 今夕は、煮魚、大根葉のおかかあえ、おからの煮物、味噌汁。あとかたずけがなんと楽なこと。水洗いであっという間に終わりました。食べた後のおなかの納まり具合も良いようです。忘年会あとの満腹すぎる夜を経験しているだけにすっきり。

 ここのところ、こってりしたあぶらものが多く、洗い物に時間がかかっていました。ギトギト油は
キッチンペーパーでぬぐう、しっかり洗剤をつける、温水で洗う、の工程が必要です。おなかに入ったこの時のメニューはきっと消化に多大な時間を費やしていたことでしょう。

 忘年会、クリスマス、お正月、新年会と続きます。胃腸が弱れば風邪をひき易くなります。ときどきサラッとした定番の和食でおなかをやすめましょうね。

 

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2015/12/16

ヒノキの床、寒い冬に絶好調

薄ピンク色のヒノキの床に座る受講生。熱心にペンを走らす。総勢20数名。

 12月13日ベーネ南船場治療院にて中華伝承医学会の12月特別講義が開催されました。「末期がん患者のターミナルケアにおける現代医学の対応と課題、中医学のがん治療について」。エアコンは入れずプロペラ扇風機のみ頭上を回る。

 暖かい日がつづいているものの会員の熱気のみでじかに床に座っていられるという。5cm下はコンクリートながら、ヒノキのおかげで下からの寒さを遮断してくれていました。20数名が同時に呼吸しても息苦しい感覚はありません。頭上の換気扇ひとつで3時間余り。すこぶる快調でした。

 ヒノキのぬくもりと居心地の良さは夏場も感じていましたが、冬場も絶好調です。10年後、ヒノキの床があめ色になるようにたくさんの人たちの足で踏んでほしいと思います。

 都会の中でほっと息がつけ自分をとりもどせる空間、はり治療はそのお手伝いをするだけであります。

 

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2015/12/07

揉みたこ

 その人はカチカチのからだをベットに横たえていました。

 からだは板のように凝る、目に板が入っているように疲れる、とおっしゃる。

 M子さん(42歳、事務員)は、毎週マッサージに行かないと肩が凝って我慢が出来ない。最近は、マッサージの次の日には板のように凝り、ついには、マッサージの先生から硬くて指が入らないと言われてしまいました。肩こりにはりをしてもらっていたのですが、ついには、硬くてはりが入らないと言われてしまいました。

 脈を診ると弦滑の強い脈で取り付く島もありません。気滞だらけのからだ(気のめぐりがわるいからだ)は板が張ったように凝っていました。

 こんなときは、肩は一切触らず、からだの筋肉を伸ばしたり、関節を曲げたり、体幹をねじったり、揺らしたりと軽く整体をしてみました。

 そうすると、脈に変化が現れ診やすくなり、はりも入り易くなりました。内関、公孫、衝陽、陰谷。最後に眼精疲労の渋脈が出てきたので陰谷。目の中に板が入っているような感じもなくなりました。

 にこにこしているM子さんには、揉みたこをペンたこの話に変えて話ました。勉強しすぎたらぺんだこが腫れて硬くなり痛いくらいになること、勉強をしなくなると自ずとたこは柔らかくなり痛くなくなるということを。

 M子さんの肩こりは、胃腸の酷使、炭水化物のとり過ぎ、運動不足、眼精疲労による血虚、睡眠不足による腎虚のミックス型でした。今度来る時までからだをしっかり動かして来てくださいとお願いしました。

 2週間後、やってきたM子さん、マッサージしなくても大丈夫になっていると話をしてくれました。79歳のおかあさんと弟さんを診てほしいと予約をとってくださいました。

 M子さん、数あるはり治療院の中からべーネ治療院を選んでくださりありがとうございました。

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2015/12/02

中華伝承医学会研修会2015・11によせて

 朝9時半からの気口九道脈診の練習会とそれに続く内外脈診には、初級、中級の会員が多数参加。この脈診を自分のものにしようとする熱気がいつも感じられます。講師の時山先生は、わがベーネ南船場治療院の有能なスタッフであります。

 1時からの初級気口九道脈診は、大橋先生とわたしが共同でテキストにはない切り口、動きの中から各経絡の経筋を実感したりイメージできるように工夫した内容になっています。

 2時からの脈状診では、これからやってくる寒季の特徴である沈脈について。初めて聞く人も、何度も聞いている人も初心にもどって受講していました。

 3時からは、六合補益の配穴について。本邦初公開、人体のシステムと配穴の関係をわかりやすく教えてくれました。のどから手が出るほど欲しい内容。この日参加した人たちはラッキーでしたね。

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2015/12/01

老い

 色のわるい皮膚。まだらのサメ肌。白い粉がふく。曲がったひざ関節。足を持ち上げると浮腫んで重い。

 94歳の父親の往診に行きました。父のからだは思った以上に老朽化が進んでいました。

 ベーネ治療院に来られる患者さんは若いOLさんやサラリーマンの方が多く、そのからだに慣れ親しんでいます。潤いのある肌、伸び縮みする筋肉、柔らかい関節。父のからだと比べるとため息がでるくらい若い。

 彼ら、彼女たちの50年後の老いというからだに取り組んでいます。不老不死の薬を求めた秦の始皇帝の思い。わかるような気がします。

 はり灸は、老いに一石を投じることができます。

 重い足を軽くするために、はりをしながら足の付け根から足先まで揺らしたり振ったり、硬く曲がったひざ関節あたりをゆっくり曲げ伸ばします。腰は本人にゆっくり動かしてもらい、おなか、胸、肩、かお、頭と気のエネルギーが動いていきます。若い人が一瞬で駆け巡るのと訳がちがいますが。

 94歳より50歳以上若い読者の皆様、しなやかなからだの維持のためにはり治療をしてみませんか?

 

 

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