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2015/06/14

子宝のはり 3

 I子さん(32歳)が出産8ヶ月ぶりにはり治療に来てくれました。

 独身時代大きな病気をかかえはり治療を受けに来られました。結婚後、病院からの薬は最小限にとどめ元気な子を授るように治療をしていました。

 「今日は1時間しか時間がありません。子供のお乳のタイムリミットです。主人に今見てもらって出てきました。」

 なつかしいI子さんのからだはほっそり。胸がぱんぱんに張っています。子供の夜泣きのため睡眠不足。加えてよく出るお乳のため血虚(貧血)がひどくなってやつれていました。ひどい肩こり。断乳のタイミングを保健師さんと話し合い、1歳になるまではとがんばる決心をしたそうです。自分の薬は母乳をあげるためあれから一切飲んでいないと。

 治療穴、照海、衝陽、三陰交。ゆっくり滋陰、ゆっくり補血、ゆっくり腎精を補いました。

 やつれたなかに自愛に満ちた母親の強さが見て取れました。「子供の夜泣きには桶屋奇応丸(ひやきおうがん)金粒を飲ませてあげてね」と伝えました。わたしの3人の子育てにも大変お世話になった日本の小児和漢薬です。

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