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2015/04/29

94歳の腰痛

 94歳の父親が腰痛になりました。

 見慣れているいつもの動作以上に緩慢に動く父。その途中で痛い痛いの連発です。

 ことの発端は、10日前に親孝行のつもりで旅行に連れて行ったことにあります。機嫌良く帰ってきて疲れがでないと良いけれどと思っていましたが。案の定でした。

 94歳にもなると、はりで痛む腰に効く穴に刺してもスムーズに効きません。痛めた箇所まで障害物が多すぎてたどり着きにくいのです。手足の腰腿点や、督脈の後渓穴にはりを刺してしばらく様子をみます。もちろん横になるのが痛むというので座ったままで。手足や肌を見ていると94年もの長い歳月が感じられました。そして、年相応に治りが悪い。

 ある晩の往診では、はり治療の後、難儀をしてうつぶせになってもらい、特効穴の環跳穴を指圧、腰をゆっくりさすりました。きもちよさそうに目を閉じていたので、子供をあやすように頭をなでていました。

 ベーネ治療院に来られる患者さんたちの平均年齢は、父の半分にも届かず、その分気血の流れがスムーズに動きます。腰痛の治療も早く治る人が多いです。もし、紹介で90歳を超える患者さんが腰痛で来られたら、全力で治療にあたりますが治りが悪い旨も伝えないと、と思いました。

 今晩も往診に行きます。

 

 

 

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