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2015/01/19

異文化交流  歌舞伎

 Substandardfullsizerender


「成駒屋」 舞台の後方から声がかかります。松竹座 壽初春大歌舞伎、昼二幕、廓文章「吉田屋」中村鴈治郎の登場。

 初めて歌舞伎を見に行くことになるには訳がありました。数日前、ある人がはり治療に来られました。謡をうたうのに声が枯れる。同時に首が痛む。60歳男性。

 朝、水シャワーをあびて仕事に行く。謡をうたう(歌を歌うと勘違いしてしまいました。すみません。)。カルテを見て朝シャワーを指摘しました。湯冷めとなり、風邪をひき易くなる、からだの芯が冷える、逆気して重心が上になり丹田に力が入りにくい、汗がもれる。実際、謡をうたう時大汗が出ると言われました。

 どんなきれいな声で歌っているのですか?松竹座に出ているから見に来れば良い。と言うちぐはぐな会話。話の端々に格式の高さと威厳がある、その上こちらの言うことにはあまり耳を貸さない。養生法を言っても相槌は決して打たない。言葉のキャッチボールがとても難しい人でした。

 その人は、舞台横中央でマイク無しで声をはりあげてうたいをされている義太夫。竹本OO太夫さんでした。

 歌舞伎のいろはを知らず、東洋医学のいろはを伝えることができず、話はかみあわず、不思議な異文化交流でした。わたしのはり治療の一生懸命さだけは伝わったでしょうか?

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