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2014/10/31

子供の味覚が危ない

 食欲の秋、何でも美味しい季節になりました。

 先日テレビを見ていると、シェフが食材の味を最大限に引き出したスープを作り小学生の子供たちに飲ませ、その元の材料が何であるか当てさせていました。

 子供たちは生き生きと目を輝かせながら、その味を当てていました。添加物を使わない食材本来の味を理解する味覚を持って欲しいというシェフの思いがそこにありました。

 ハンバーグ、スパゲティ、カレーとくれば、子供の好きな食べ物。今日は何が食べたい?と聞くお母さんにすかさず「ハンバーグ」と答える子供。子供の数少ないレパートリーの中での繰り返しでは味覚は育ちようがありません。シェフはそれを憂いていた訳です。

 数日後、友人と一緒に食事をしました。アジアン料理の店でした。タイ料理のチキンフォーを頼むと、ヨクナム(魚醤)が隠し味になって美味しく食べることができました。それを友人に言うと、「美味しいは分かるけれど、一般の料理にしても元の味がどんなものかよく分からない。」と言う言葉が返ってきました。何がどう美味しいのかがわからない?料理の一つ一つの食材の味のハーモニーが理解できないという大人。わたしの友人だけではないと思います。

 今の子供たちの将来をみるようで、シェフの危惧するところがよく分かりました。

 料理は人のからだを養います。正しい味覚は人のからだと心を豊かにするのだと思います。

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