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2014年9月

2014/09/29

腰痛  (体重節痛)

 腰が痛いとH子さん(40歳OL)は会社を早退してはり治療に来られました。

 脈をとろうと手に触れた瞬間、熱いと思いました。手が燃えるように熱い。脈浮数、舌紅、口渇、頭痛、のど痛、腰痛。

 H子さんは明日の仕事に行くためにまず腰痛の治療を優先したとのこと。かぜの発熱に腰痛のような節々の痛み(体重節痛)がでることを知らなかったようです。

 H子さんに腰痛はかぜによる体重節痛であることを伝えました。

 はり治療は、曲池(熱を下ろす)、合谷、三里、行間、照海(かぜと喉痛)、手足の井穴(腸の熱をとり熱を下ろす)、腰腿点(腰痛をとる)、身柱を火針(頭痛を取る)の穴を取穴。

 はり治療後、訴えていた症状すべてなくなりました。しかし、夜中にまた熱が上がる可能性があるためかかりつけの医者を受診するように言いました。

 発熱をしても、腰痛が出ても、会社を休めないというサラリーマンや、OLさん。

 H子さんも、医者で解熱剤や喉痛の薬を処方されることと思います。今回のはり治療の意味は、からだにやさしいかぜと体重節痛の治療法。体力を温存します。しかし、明日の出勤のことを考えるとどうしても医者に診てもらう必要がありました。

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2014/09/28

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2014/09/21

いまり IMARI 伊万里

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 一気に秋の到来。覚悟していた夏ばてはほとんど感じられずすがすがしいくらいです。

 頭がスッキリしたところで芸術鑑賞を。

 「 I M A R I 」 ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器 東洋陶磁美術館 へ行ってきました。白地に青、赤、緑、金色をあしらった豪華絢爛な絵付け。ひときわ大きな壷一対。それがヨーロッパの宮殿の大広間に飾られている。宮殿の調度品に一歩も引けをとらずに堂々と置かれている様子を想像してみてください。心が打ち震えました。

 17世紀初頃(江戸時代)、中国景徳鎮窯を手本に佐賀県有田にて磁器が初めてつくられました。有田の磁器は、伊万里港からオランダの東インド会社により東南アジアやヨーロッパに輸出されました。とくに、ヨーロッパの王侯貴族たちは実用に使うだけではなく、ステイタスシンボルの一つとして宮殿や邸に飾りました。

 磁器のスケールの大きさもさることながら、まばゆいばかりの絵付けに、東洋それも日本へのあこがれはいかばかりだったでしょうか?

 そんなことを考えながらの約190の伊万里の磁器たちの迫力。何故彼らが競ってそれを手に入れたかったかわかるような気がしました。

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2014/09/14

子育て時代

 「毎日朝夕2回、米3合炊きます。朝5時半に起きてお弁当3つ作り、山のような洗濯とそうじ。パートの仕事。夕方は・・・・」

 A子さん(39歳)は運動部に入っている高校生の子供さん達を育てるために奮闘の毎日を送っています。

 ときどき疲れ果ててはり治療に来られます。特に、生理が終わった後の貧血状態がひどく毎日の生活に支障をきたす程です。何をするのもおっくうになり、じっと寝ていても回復が遅くイライラするとのこと。

 女性は毎月の生理後、貧血状態となります。若い頃なら難なくやり過ごせたものが、子育て時代の真っ最中に動けなくなる日があると困ります。からだから言えば血が足りないので動いてはいけないサインに他なりませんが。

 はり治療に来られたA子さんには、脾臓の造血作用を高めるために三陰交、血海、足三里、脾ゆなどの穴をつかいました。
 
 A子さんいわく。「レバー、ブルーベリー、プルーン、ほーれんそうをたくさん食べていますが、はり治療が一番早く楽になります」

 主婦が一刻も気を抜くと、家が回らない子育て時代、わたしの家は子育てが終わり一日米1合を食べあぐむ毎日。A子さんと話していて、うらやましいやら寂しいやら、あの時はいつも疲れていたことを思い出しました。
 

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2014/09/07

ケガ イメージトレーニング テニス

 テニスの四大大会最終戦全米オープン準決勝で、錦織圭選手は世界ランキング1位のジョコビッチ選手を破りました。決勝進出は日本人初。

 錦織選手は、右足親指のケガにより今大会前出場を危ぶまれていました。試合中に映されるぐるぐるぐるまきのテーピング姿。ショットが決まった時の強気のポーズ。

 E子さん(46歳主婦)は、アウトドアーのテニスで今夏汗を流していると聞いていました。1ヶ月前にぎっくり腰ではり治療に来院。そして、1ヶ月後に再び腰痛で来院。わずか1ヶ月に2度も腰痛になる体調とは、動きすぎで腎虚の回復が遅れてることに他なりません。

 10代20代でのケガの回復力は目をみはるものがあります。それから年齢を経るに従い時間がかかるようになります。錦織選手のケガを押してのプレーは気魄の方が勝っていたようです。E子さんには、痛んでいる3週間あまりは、あせる気持ちを抑えて休息するようにお話しました。プロ選手の試合などを見てイメージトレーニングをしてみましょうとアドバイス。

 折りしも二日後に全米オープン決勝が見られるこの機会、世界最高水準のイメージトレーニングを。

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2014/09/01

夏の終わり

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室温28度、55パーセント。汗もかかず気持ちが良い朝。

 今年の大阪の8月、猛暑日が一日も無かったそうです。寝苦しい夜も少ない状態で8月が終わります。夏の高揚感は台風や集中豪雨の被害を報道するニュースにかき消されました。

 それとなく皆さんはわかっているとおもいます。異常気象か?と。

 はり治療では、夏が過ぎ、秋の治療に入っています。人のからだは、その気候変化に大きく影響されます。たとえ夏があっと言う間に過ぎ、陽気の蓄積が例年の半分以下になっていたとしても、すべて受け入れて治療を進めていきます。陽気が足りなければ増やす。夏ばてをしていれば、からだの余分な湿気を気化させて胃腸を整える。燥季がはやく来ている人には潤いを増やす。

 暑い日には、セロリ、枝豆、スイカ、メロン、きゅうり。夏ばてには、豆腐、味噌、小豆、なす。風邪で寒い時、ねぎ、生姜、胃腸が丈夫な人は、にんにく、とうがらし、にら。からだの中に虚熱があるとき、きくらげ、卵の白身、とまと、ばなな。

 日々刻々と変化する気候。暑さが止んで涼しくなった今、たっぷりの睡眠を。そして、養生を。

 

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