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2014/08/24

気口九道 脈診の宝物

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ベージュ色のカバー、扁鵲(へんじゃく)が脈診を教えている姿の拓本図の体裁 「埋もれている脈診の技術 気口九道(きこうくどう)」   平口昌幹編著 (中華伝承医学会)   燎原 (定価4104円)が出版されました。

 埋もれている脈診の技術と副題にあるように現代日本の鍼灸界においては、脈を診て治療をする鍼灸院が少なくなりました。たとえば五十肩の場合では、


 患者さんの肩の痛む場所をしっかり観察する。可動範囲をみる。どの経絡が傷んでいるか。
 
 患者さんの五十肩がどういう原因で起きているのか。

 痛みををどういう手順により楽にしていくのか。


 気口九道脈診により、五十肩のどの経絡を傷めているかを判断することができます。経験を積んだ治療家なら可動範囲を見るだけでわかるかもしれません。新人鍼灸師も、気口九道脈診を知っていればピンポイントで穴を選んで治療することができます。

 どうしてそんな便利な脈診法が埋もれてしまったのでしょう?

 伝えてくれる師匠を見つけるのが難しい。その上脈診という微妙な感覚を会得するのに時間がかかります。「気口九道」は、その入門書となっています。伝承医学会では、20数年前より手取り足取り脈診の技術を教わってきました。ベーネ治療院の診療技術はすべてその恩恵の上になりたっています。

 「気口九道」は、脈診の入門編となりますが、治療の道が拓ける一歩となることはまちがいありません。脈診の宝物をダイヤモンドまで磨けるように、またそれを次の世代に伝承していきたいと思っています。

           

 

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