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2014年5月

2014/05/26

治りが遅い人

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 初夏の陽気に誘われて、外に出たい思いが強くなる良い季節です。はり治療にとってもからだが良くなろうとする時期でもあります。

 N子さん(45歳)はこの絶好の機会をもってしてもなかなか難敵の患者さんです。たくさんの症状をかかえてベーネ治療院に来られて1年半。毎回、アレルギー、肩こり、背痛、腰痛、のどの違和感、婦人科、とたくさんの不快症状を訴えられます。わたしはそのつど症状の改善を試みました。

 先日、初夏のとてもすがすがしい日にはり治療にこられました。脈を診ると沈細。まるで冬に部屋の中でじっと息を潜めているような脈でした。「N子さんもっと太陽を浴びないと。からだはまだ冬の状態で蒔いた種の芽が出ていません。外は新緑の季節なのにこれと合わないN子さんの体調はとてもつらいと思います。」

 「日焼けはきらいです。肌が真っ赤になるし汗をかくのも苦手です。夏は極力外に出ないです。それはこれからも変わりません」

 言い切られました。N子さんの考えを尊重してはり治療は限りなく初夏に近い体調にして帰っていただきました。もっとからだに太陽の陽気が入れば治りが早くなるのにと思いました。

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2014/05/19

梅雨になるまでに 四十肩

 さわやかな風。心地よい陽だまり。暖かくなったらきっと良くなると思っていたS子さん(OL)の四十肩。美STの記事を見てはり治療に来られました。ほとんど手を上げる事ができません。

 はりは初めてというS子さん、痛む左肩をかばいながら動ける範囲を見せてくれました。前に向けて水平以上上がりません。後ろ手も全く背中に沿わせることができません。着衣の脱ぎ着もままならない様子でした。

 さわやかな季節にこの状態ということは、冬の寒い時期の肩の痛みがどれ程辛かったかがわかりました。痛みのために全く動かせずに半年。肩関節周囲の硬直がひどい。

 まず、痛んでいる縦ラインの経の井穴、小腸経の小沢、三焦経の関衝、大腸経の商陽穴から点刺。これにより肩関節周囲のお血や老廃物を流しました。次に健側の曲池の透針。これで痛む肩周辺の三経すべての血のめぐりをよくしました。はりをしている間、絶えず痛む肩の様子を聞きS子さんにゆっくりゆっくり小さい幅で動かしてもらいました。リアルタイムで動いてもらうと、経絡の流れが同調して動かしやすくなってきているのがわかりました。

 曲骨、曲泉、公孫、足三里、条口、臨丘とはりを刺していくうち肩は滑らかに回るようになりました。S子さん、痛みから少しずつ解放されるためか興奮して顔が赤く上気。

 S子さんに家でも小さく肩を動かしてもらうようにお願いしました。痛むところがあればそのラインを少しずらせて滑らかに回す。肩関節を動かすために背中や腰、首の筋肉が伸びたり縮んだりする。たくさんの細かい筋肉の動きを脳に感じて欲しいと。

 2回目にはり治療に来られた時次のように言われました。「ずっと左肩が痛く右手だけで運転していました。はり治療の帰り道、両手で運転して帰ることができました。もう少し治療を続けてみようと思います」

 「湿気の多い梅雨になるまでにもう3-4回はり治療を受けて欲しいです。良い気候の時は、血流がとても良くなります。はり治療と運動で、肩に新鮮な酸素を含んだ血液を送り続けるともっと楽になると思います」

 

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2014/05/11

美ST6月号にベーネ治療院が掲載されました

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 常盤貴子さんの40代とは思えない艶やかな表紙。ショッキングピンクとグリーンの文字。風薫る5月、数ある雑誌の中で思わず手に取ってみようと思う一冊です。

 美ST6月号にベーネ治療院が紹介されました。取材と原稿の打ち合わせ、校正を合わせて5日。締め切りをにらんでの真夜中のメール交換。嵐のように過ぎ去りました。それから、2週間たってコンビニや書店に並んでいました。あまりの速さに驚くばかり。月刊誌のゆえの苦労を思い感服いたしました。

 「こんな全国紙に掲載されてすごい」と言ってくださる患者様。これまでは、関西地域中心のSAVVYやRICHER、HANAKO WESTの載せていただきました。いずれにしてもとてもありがたいことと感謝しております。

 ハードルが高くなればなるほど目標を高く掲げ努力する所存でございます。よろしくお願いします。

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2014/05/05

ゴールデンウィーク

 ゴールデンウィーク後半、市内も郊外も人人人。出かける人、それを待ち受ける人。お天気による客の入り具合で泣いたり笑ったり。

 「ゴールデンウィーク、嫌やなぁ」と疲れた様子で24歳になった息子が独り言。訳を聞くと、飲食のバイトでのお客の多さに厨房はてんやわんやしているというのです。同じ時間給で少なすぎる客の入りも困るけれど、ずらっと順番待ちのお客を待たせながらの綱渡りはたいへん。前後10日間程休みなしのランチとディナーのとうしで働く予定。後半もその状態だと気が滅入るという。

 透き通る白い腕、手にはところどころやけどの跡、外で太陽にあたる事がほぼ無い夜型の生活が見て取れました。やけどは、バイトであわてた時にすると言っていました。

 ゴールデンウィークは待ち遠しいものばかりと思っていました。少なくても学生の間は。社会に出ると、サービス業や販売業に就いている人には忙しいの一言に尽きるようです。

 黄金週間の裏側でがんばる人たちをとても身近に感じました。夜食はいけない、シァワー生活はいけない、早寝早起きが良いと息子に教えてきました。養生とはるかにかけ離れ、それでも仕事をしなければならない人たちの体調のことを考えずにはいられませんでした。

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