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2014年1月

2014/01/27

お餅を食べたい

 「お餅を毎日6個ぐらい食べています。お正月から今までたくさん食べました。おいしい。」

 M子さん(40歳主婦)は、肺の疾患をかかえてはり治療に来られています。大量の痰とせき。この日もせきの音がベットの中から聞こえていました。

 3年越しのはり治療で、肺疾患の進行は食い止めているのですが、痰と咳が止まりません。脈の洪滑が取れにくい。何か、熱と痰になるものがからだの中に溜まっています。お正月からの食生活をゆっくり聞いてみました。3年目にしてやっとその理由が明らかになりました。

 もち米の性質は温。食べ過ぎると湿熱の痰やせきが出ます。痰は粘り気があり痰を切るのに一苦労です。M子さんは肺の疾患があるので、てっきりその方から来るものだと思っていました。(両方あるのかも知れません)

 お正月にお餅を食べたい気持ちは皆同じです。今年の旧正月は1月31日。季節が変わる節分の2月3日まではまったく胃腸が動きません。胃腸が動き出すのが立春の2月4日からです。この日から1週間は、お餅を食べると元気が出、一年のからだの滋養となると言われています。痰やせきの心配をせず食べていいですよ。

    ただし、7日たてば七草粥でお餅はおしまいです。

 わたしの経験では、お餅を3日も続ければ、鼻からのどの奥のほうにかけて痰がつたってくる感じが出てきます。7日を待たずしてわたしのお正月は終わりとなってしまいます。

  (追)授乳中のお母さんはこの限りではありません。たくさんお餅を食べてお乳を出してください。

 

 

 


 

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2014/01/19

チューブの生姜

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 「チューブの生姜でも良いですか?」

 シベリア寒気団の影響で北海道は氷点下20度を下回ったというニュース。アメリカでもマイナス37度を記録。家庭用の冷凍庫の温度がマイナス18度だから想像がつかない。

 足元が冷えるというAさん(33歳会社員)に冬の養生を教えていました。

 朝晩のシャワー生活をやめ夜に湯船につかる。

 よもぎのお風呂に入る。

 とり、ねぎ、生姜の材料を使った料理を作る。

 Aさんは生姜をおろしがねでするのが面倒なので大きな生姜のチューブを買っているそうです。おろし生姜に限りなく似せたチューブの生姜。からだを温める効果は如何ほどあるかわかりません。若い人たちが、生姜をおろしがねですることと、チューブの生姜をしぼることと同じ感覚であることに驚きました。一年で一番寒い寒中の頃は本生姜で温まって欲しいと願うばかりです。

 1月20日は大寒。2月4日の立春までの2週間。本生姜の本領発揮です。

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2014/01/11

陽気が無い

 「夏にしっかり背中を焼くと冬風邪をひかない」と言う言葉をご存知ですか?

 H子さん(38歳OL)は、年末から風邪が治りそうで治らない状態が続いている、とはり治療に来られました。

 脈を診ると、ふわふわ緩やかに浮いていました。年末もこの脈状だったのを覚えています。中風(風に中るの意)と言い、体表のごく浅いところに風邪が漂っている状態です。自力で追い出せないところがH子さんのつらいところでした。

 はり治療では、陽気を上げて体中に漂う風を追い払います。使った穴は申脈ー後渓。季節が夏だったら背中をこんがり焼いてくれればすむところです。聞けば、H子さん、去年の夏はほとんど外に出ることがなかったそうです。

 春の陽気が動きだすのが2月4日の立春から。あと20日余りは陽気がまったくありません。胃腸が最高につまる時期です。

 O子さんには、トリ、ねぎ、生姜でからだの中から温める、シナモンを摂る、背中にタオルを入れる、「夏はしっかり太陽をあびてください、冬に困らないように」と伝えました。

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2014/01/06

冬のスポーツ

 2014年 明けましておめでとうございます。

 新春のスポーツ、テレビのチャンネルを回すと箱根駅伝(第90回東京箱根間往復大学駅伝)の中継が行われていました。東洋大学が、往路復路共に完全優勝で幕をとじました。

 往路2区で山梨学院大学のエース、オムワンバ選手が右足ヒ骨の疲労骨折で途中棄権。なんでこんな時にと悔し涙を流されたことでしょう。

 真冬に、真夏同様満身に汗をかくとどうなるでしょうか?気温が10度に届かない寒風吹きすさぶ中での汗は、かいた先から冷たく凍ってしまいます。燃えるように暑いからだに氷のベールをまといながら走り続ける中で起きたアクシデント。おきるべくして起こったものと思われます。傷が骨まで及んでいたのはまさに疲労と寝不足が重なっていたのでしょう。

 トップアスリートにでさえ起きるアクシデント、凡人のわたしたちは言うに及びません。東洋医学では節分、立春までは汗をかくような運動はいけないと言われています。ここは先人に習って汗をかかないようなからだの動かし方を考えてみてはいかがでしょうか?

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