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2013年10月

2013/10/24

冷蔵庫 2

 作りすぎた夕食のおかずをを専用のタッパーに詰める。卵棚のたまごがはみ出ている。先週分の残りが今週分に食い込んでいるから。2種類のぶどうがパックのまま押し込まれている。セールの生めん5つ明日の出番をまっている。

 久しぶりに冷蔵庫満タン。それと同調するようにわたしのおなかも満タン。たくさん歩いておなかを調整しても、早く食べないといけない物の日付が迫ってくるために気を抜けません。

 秋本番になり見るものすべてがおいしい季節になりました。財布のひもがゆるんでつい買いすぎました。宅配のカタログの写真につられてたのみ過ぎました。双方が合わさると冷蔵庫は溢れることに。この上に美味しいパンが加わるとおなかは苦しくてしかたがありません。

 解決法。スーパーに行かない、パン屋さんの前を通らない、宅配を1回休む。と悪循環をリセットするしかありません。冷蔵庫内の豊かさ(本来は幸せなこと)を心の豊かさに変えるよう本屋や図書館へいってみることは良いかも知れません。

 冷蔵庫の中の見晴らしが良くなりますように。

 

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2013/10/19

頭を切り替えましょう

 朝の治療室。室温22度。窓を開放。天井のプロペラ扇風機が回る。おなじみの光景。

 そのまま、朝一番の患者さんにはり治療をしはじめました。手先が冷たくなかなか温まらない。脈が診にくい。何かおかしい。患者さんの足元に毛布をかけてあげる。

 1時間程してもう一度室温を確認しました。22度。本来快適な温度のはずなのに寒い。エアコンのコントローラーは、数日前の冷房25度の数字のままでした。ここ数日間は、エアコンをつけずに診療をしていたはずでした。暑いと冷房をつけることは瞬時に思い浮かぶのに、なんと、寒さに暖房を入れるということを忘れていたとは。

 エアコンを暖房25度に切り替え、天井のプロペラ扇風機の回転を冬仕様に設定。まもなく室温は26度以上に。かじかんだ手先や足元が温かくなりました。朝一番の患者さんには申し訳ないことをしました。

 10月の最高気温の記録を更新していた今週始め、半そでを着ていました。厚手の上着を着ないと朝晩寒い週末、暖房をいれることを忘れてしまいました。

 頭を切り替えましょう。季節は半そでから一気に厚手の上着に変わったことを。

 天候の不順は、季節感を狂わせ、適切な判断をにぶらせることになります。

 冬布団、毛布、湯たんぽ、こたつ、コート、マフラー、手袋、暖房器具など、ふゆのお友達を早めに用意しましょう。治療室の帰り際に、各ベッド遠赤マットを敷きいつでも使えるようにセット。寒さ対策準備OKです。

 

 

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2013/10/14

「マウスにオペラ」でイグ・ノーベル医学賞を受賞

 心臓移植後のマウスは免疫を抑制しないと7日で死んでしまいます。それにオペラを聴かせると、拒絶反応が弱まり延命する。

 新見正則さん(帝京大医学部外科准教授54歳)の研究チームは、マウスの免疫のコントロールを脳が行っていることを証明したことで「イグ・ノーベル医学賞」を受賞しました。これは、人々を笑わせ考えさせる研究に贈られるものです。

 15年前の英国留学時代、移植したマウスたちの飼育かごを置く場所により結果が変わることに着目。実験のきっかけとなりました。オペラ「椿姫」なら平均26日、モーツァルトなら20日延命し、工事の騒音では効果が伸びないとのことです。マウスもストレスの有無が効果に影響するということでしょうか。

 また、この実験ではマウスに漢方薬のにおいを嗅がせてもオペラと同じ効果があるそうです。中国では、その人の体調に効く漢方薬を煎じ、そのにおいをしみこませた護符を持たせます。胸元の護符をいれた袋からいつもそのにおいをかぐことにより病を治す効果があるとされています。

 人だけでなくマウスもまた心地よい音やにおいに素直に反応するということは興味深いことです。

 ベーネ治療院の玄関先からにおってくるお灸のにおい。(よもぎハーブ)「このにおいをかぐと、しんどいのが楽になるみたい」とよく言われます。

 明日から治療室でもオペラをながしてみましょうか?


 

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2013/10/06

「ソハの地下水道」

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 暗闇、悪臭、湿気、響き渡る水流の騒音、地上で大雨が降るとあふれてしまう。口径1メートル50センチの狭い空間。背はかがめないと歩けない。そんな地下水道の中でくらすことができますか?

 「ソハの地下水道」 ロバート・マーシャル著 杉田七重訳 集英社 を読みました。

 1943年ポーランド、ドイツの侵攻によりユダヤ人の大量虐殺(ホロコースト)が加速される中、地下水道に14ヶ月にわたって隠れていたユダヤ人たちと、金銭と引き換えに彼らをかくまったポーランド人ソハの物語。ノンフィクション。

 常に地面はぬるぬる湿気、カビとわけのわからない虫がはいずりまわり大量のねずみがわずかばかりのかびたパンくずに向かって飛びかかってくる。小さな子供二人を含む20人あまりの人が身を寄せ合ってかくれていました。

 地下水道に逃げ込む前に繰りひろげられた大量殺戮のフラッシュバック、密告により捕らえられるのではないかという恐怖。生水を飲むために慢性の腹下し。ソハが持ってきてくれるわずかばかりの食べ物を分ける。新しいパンは残しておいて古いかびたパンのかびをこそげながら食べる。

 持て余す時間、唯一のなぐさめは、ソハが持ってくる外界のニュース、新聞、雑誌。重い心の病に陥った7歳の女の子に下水管のふたをそっと開けて太陽の光をみせるソハ。

 解放の日、地下水道から生き延びて出てこれたのは、10人余り。背骨はゆがみ皮膚は湿疹だらけ、ぼろ着をまとい太陽の光がまともにみることが出来ない状態。、後の人はその生活に耐えられなくなって外界に出たとたんドイツ兵の射殺されたか、水道を流れる川に足を滑らせて溺死。病死1人。

 ことごとく養生とかけ離れた生活。恐怖と絶望とどうしようもない閉塞環境の中、少しずつ絆が深まっていく人たち。最悪の条件の中でも一筋の陽の光、新鮮な空気が希望の光になっていくのがわかりました。

 あたりまえの生活がどれだけすばらしいものであるかを再認識しました。

 

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