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2013/08/14

パンツ一枚

 「パンツいっちょう」

 豪快に言い放ったのはOさん(65歳会社役員)。腰から足にかけてだるくて痛い。特に膝の後側。お盆に田舎でゴルフをするのに困るから何とかして欲しいということではり治療に来られました。

 手で足を触ってみると、じんわり冷たい汗をかいているのがわかりました。舌を診ると白舌。脈沈。冬のような脈です。シャワー生活は、以前より止めてもらっているのですが。

 「夜のクーラーはどうしていますか?」

 「パンツいっちょうで寝てる」

 「パジャマを着ないの?」

 「そんなん持ってない」

 連日の猛暑。四万十市の昨日の最高気温史上最高の41度。夜の温度もあまり下がらず大阪でも連日の熱帯夜。お風呂に入った後は汗が引きにくいことでしょう。しばらく裸のままからだを冷ますことはよくあることです。パンツ一枚で寝ているOさんの気持ちも分からないわけではありません。しかし、寝てしまうと、からだはノーガード。クーラーの寒さどうりに冷えてしまいます。下半身の冷たい汗は湿寒がはびこり、膝裏の痛みは水分代謝が悪いことをあらわします。

 Oさんには、からだを芯から温めるはりを中心に、復溜、環跳、崑崙、陰陵泉という穴をとりました。

 「帰りにユニクロでステテコ買って帰る」と言う言葉を残して帰っていかれました。これまでパンツ一枚生活だったかと思うとぞーっとします。体調不良が出てくるには必ず理由があります。患者さんと一緒にそれを考えてみることが再発防止、そして健康維持につながると思いました。

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