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2013/04/14

腰痛  2  アイスマン

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 1991年イタリアとオーストリアの境、標高3200メートルのアルプスの雪の中から5300年前の冷凍ミイラが発見されました。

 NHKスペシァル「完全解凍 アイスマン」と ETV特集「決定版5000年まえの冷凍ミイラ」を続けてみました。

 アイスマンは、推定46歳、160センチ50キロ、DNA情報により動脈硬化を起こしやすく、乳糖不耐症(牛乳アレルギー)遺伝子をもっており、ハーブで動物の肉を調理し小麦で焼いたパンを食べていました。メソポタミア文明のはしり先史時代のことです。豊かな食べ物だけでなく、99・7パーセントの銅で作られた持ち物の斧からはヨーロッパには高度な文明があったことがわかりました。

 からだには、15箇所のタトゥー(いれずみ)がありました。現代の鍼灸でも腰痛に使っている胃ゆ、三焦ゆ、腎ゆ、崑崙(こんろん)穴などにあたります。レントゲン撮影の結果腰椎すべり症があることも判明。現代にも通じる針灸治療をうけていたことがわかりました。医療の歴史をみなおす必要がありそうです。なぜなら、鍼灸は、2000年前の中国後漢時代に黄帝内経素問霊枢(こうていだいきょうそもんれいすう)という本が編纂され盛んになったものとされるからです。

 アイスマンが腰痛治療を受けている姿を想像してください。

 彼は何にも言わなくても、歴史を塗り替える事実であります。5300年前から連綿と続く針灸医療に携わっているわたしたちは誇りに思います。

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