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2013/01/20

シャワーの人

 色白で色素の薄い感じのするT子さん(39歳書道講師)は、小学2年生の女の子のお母さんです。数年来の腰痛で来院されました。

 問診表に目を通しました。夜のお風呂がシャワーとなっていました。「いつごろからシャワー生活ですか?」「学生時代からで20年くらいです。」「この寒い時にも?子供さんもいっしょ?」「はい」「ご主人もシャワーですか?」「はい」

 暦では大寒、一年で一番寒い時期です。湯船にはお湯は入っていない、シャワーの湯気が立ちのぼる中、子供さんとのバスタイム風景が目にうかびました。

 シャワーにする理由が、時間が取れない、風呂洗いも面倒くさいというT子さんに、からだの芯が冷え切ってしびれるような腰痛とお風呂の時間短縮とどちらを取るか天秤にかけてもらいました。子供さんが大人になった時、シャワー生活が普通の習慣になること、T子さんと同じように腰痛はもとより肩こり、冷え性、生理痛になることを伝えました。

 一日24時間中、15分のバスタイムしか取れないT子さんの生活時間も聞かせてもらいました。書道講師の時間が不規則、子供を早く寝かさないといけないことなどでした。

 脈 沈緊細、舌 紅舌乾燥 腰部全体のこわばり 

 はり治療は、足陽関、湧泉、太渓、交信、環跳、崑崙、そして腹部と腰部を温めました。

 腰痛は、姿勢が悪いせいだと思っていたT子さんに、お風呂に入る際、ヨモギ(漢方薬局に売っている)を入れてしっかり温まるように伝えました。
 

 

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