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2012/12/02

アスリート魂 羽生結弦

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 甘いマスクと柔軟なしぐさと動きは、少年の初々しさが漂い、時には、魅力的な大人の雰囲気に変わる。

 11月24日に終わったフィギュアグランプリシリーズ最終戦 NHK杯 男子シングルは、17歳の羽生結弦選手が優勝しました。ショートプログラムは、歴代最高得点を前回に続いて更新した快挙でした。

 高校3年生の羽生選手は、この半年間カナダにスケート留学。ブライアン・オーサー氏(前回オリンピックの女子シングル優勝の韓国のキムヨナ選手のコーチ)に師事。4回転ジャンプにこだわる羽生選手に対して、氏はスケーティングスキルをアップするように指示しました。スケーティングスキルとは、基礎の土台を作ること。動作の基本が、ジャンプにこだわりすぎておろそかなっていることを指摘されていました。

 スケーティングスキルの練習法とは、片方の足だけで、インサイドエッジとアウトサイドエッジに乗って前へ進んでいく、足だけではなく手やからだ全体を使わないと前へ進めないというとても地味な練習です。4回転ジャンプのこだわりを持つ彼にストレスが溜まる一方でした。

 結果は、前回のGPファイナルのジャッジの点数に現れました。ジャンプを何本も失敗したにもかかわらず基礎点は、これまでよりズンと上がっていたのでした。前回は、失敗ジャンプがひびき2位に甘んじました。今回の最終戦は、スケーティングスキルを本気で取り組んだ結果でした。

 針灸治療では、どんなことが考えられるでしょうか?

 たとえば、手や足を捻挫や怪我をした人が来れば、痛み止めのはりや処置をすると同時に、はやく回復するように体調を整えます。病気の人が来れば、まず、土台の胃の気のスキルアップをはかります。胃の気とは、からだの自然治癒力、胃腸の元気などがそれにあたるかもしれません。痛みや傷、病気が治るためには、からだや胃腸の土台が元気でないと回復が遅くなります。

 羽生選手の今回の優勝は、スケーティングスキルアップを真剣に取り組んだ結果でした。また、安定した4回転ジャンプは、奇しくもそれの賜物だったのだろうと思います。一週間後に控えたフィギュアグランプリファイナル。彼の演技に目が離せません。

 

 

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