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2012年8月

2012/08/29

野菜だけの人

 生理不順のA子さんは29歳。3年間で12キロのダイエットに成功しました。半年前から生理がありません。

 聞けば、玄米と野菜がメインの食事でした。

 A子さんにはつぎのような話をしました。人の歯は、臼歯で雑穀をすりつぶし、犬歯で肉類を噛み砕くようにできています。生理が止まるまでは順調にベジタリアンでよかったと思います。それから先も野菜だけの食事では、からだは、涼しく冷える方に傾くばかり。人のからだは陰陽どちらにも傾かない中庸を良しとします。寒い冬は、からだを温めるために、鶏肉をねぎと生姜、根菜類を組み合わせる。暑い夏には、豚肉の滋陰とからだを涼しくする野菜をセットで使う。ストレスが溜まれば、牛肉やまぐろを食べてで緊張をほぐす等。
 
 食べ物は、一人ひとり個人の体質にあわせて上手に摂っていく必要があると思います。A子さんは、ダイエットの目的を果たした時点で、そして、生理が不順になったところで少しずつ食事をもとにもどすべきでした。何事も偏りすぎると弊害がでてきます。何が原因なのかをうまく聞き出す、養生としてやんわり正してあげることで、はり治療の効果があがります。

 A子さんには、まず肉のスープに野菜や根菜を入れて煮込んで食べてくださいとアドバイスをしました。

 

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2012/08/24

長夏

 早朝の涼しさは、秋の気配。ひとたび太陽が照りつけると一変。夏の猛暑が疲れたからだに追い討ちをかけてきます。

 8月23日は、処暑。東洋医学では長い夏と書いて長夏(ちょうか)という季節にはいりました。春夏秋冬の夏と秋に挟まれている長夏。すんなり涼しくならず想像どうり暑さと夏ばての季節でもあります。

 真夏ほど汗をかかなくなったからだに、日中36度を超える猛暑と湿熱がやってくると、水分をあびるほど飲みたくなります。熱中症対策として、渇く前にに飲みましょうと言われていますが。夏の疲れたからだは、その水分を汗にも小便にもスムーズに出すことができません。下半身に水分が溜まり、だるさが加わり夏ばて症状満開。ビールやお酒を飲みすぎた人にも、体幹右側、肝臓周辺が重苦しく、同様に夏ばてのだるさがでます。

 長夏は、梅雨とちがい自分のからだの中が梅雨状態になっているのです。じとじとした湿気や湿熱がからだの中にこもっているとしたら何とかしないといけません。

 スポーツをしてる人は、引き続き汗をかいて対処することができます。オフィスの中で仕事をしている人は、そうはいきません。疲れた胃腸を守りながら小便や汗を出す必要があります。

 体感で暑くてたまらない時(暑熱)に、セロリ、もやし、ユリ根、えだまめ、すいか、メロン、きゅうり。のどが良く渇く(滋陰したい)時、きくらげ、たまごの白身、とまと、ばなな。からだの湿気を取りたい時、豆腐、みそ、なす、あずき、おなかが冷えて胃腸の元気がない時、ねぎ、しょうが、にんにく、とうがらし、にら。

 これらの材料で、どれだけおかずのイメージがわいたでしょうか?夏ばてを解消するヒントになったでしょうか? 
 体調が重なり、材料がミックスすることがよくあります。

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2012/08/17

残暑

 29度45%。

 8月7日立秋。寝室(3階建ての1階の部屋)の温湿度計。早朝、タオルケットをやめて、押入れからあい布団を引っ張り出して包まりました。暦どうりの秋をかんじました。

 30度90%。大気が不安定で急な落雷とどしゃぶりの雨が降ったお盆の数日間。蒸し暑さが梅雨並みの湿熱。終日エアコンのお世話になりました。

 30度75%。残暑が厳しいながらも朝夕は、エアコンをつけなくてもいける日がもどりました。

 今年はお盆休みをとりませんでした。治療室をあけていると、常連の患者さんに混じって飛び込みの急患が来院します。気楽に出勤すると冷や汗をかくことがあるので要注意です。立秋以後、朝は、秋の湿気の少ない燥気、昼から猛暑、夕方雨が降って涼しくならずに蒸す。こういうことが何度かありました。そのたび毎に、はりの太さや長さ取る穴をかんがえ治療時間を変えました。

 季節の変わり目とは、季節が前にに戻ったり、一つ飛び越したりと一日の中でも大きく変化します。いったりきたりグラグラしながら変わっていくのです。

 体調を崩しやすいこの時期、早めに体調ととのえをしてみてはいかがでしょうか?

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2012/08/08

水キムチ

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 澄んだ透明の汁に、涼やかな白い大根や白菜、きゅうりの薄緑、赤いニンジン、りんご。うすぎりにしたものが浮かんでいる。

 鶴橋のコリアンタウンへ行きました。買い物リストにはなく、店先の冷蔵のガラスケースに涼しく納まっていました。何年も前に一度食べたことがありました。暑い日の昼下がり、目に飛び込んできたヒンヤリ感。汁だけで重たい水キムチを買い求めました。

 夕食は、豚足を圧力鍋でやわらかくし、酢としょうゆ、砂糖であじをつたもの。とろとろぷるぷる。、冷たい水キムチをスープがわりにそえました。食欲のない夏の食卓、家族全員完食。幸せマークが入りました。

 水キムチは、ムルキムチともいい唐辛子やにんにくを入れないキムチ。味の濃い焼肉を食べる時や二日酔いに、胃にやさしい発酵食品です。さっそく、パソコンのクックパッドを見て材料をあわせてみました。後は、冷蔵庫で二三日、少しすっぱみが出てきたら食べごろです。

 夏を乗り切る一品が増えました。

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2012/08/01

海水浴

 休みの半日を使って、都心から離れ須磨へ海水浴に行きました。

 大人になると、子供をつれて、または、友達を誘って以外海に行く機会はないと思います。わたしは、元気になるために海水浴に行きます。

 海水につかって海の陽気をもらう。この一点のために、はりやお灸をどれだけしないといけないかを思うと、毎年、半日の海水浴という短期決戦にでてしまいます。ひと夏に4回ぐらい行けたら良いなぁと思います。

 その効果はいかほど?

 お肌がすべすべ、さらさらになります。日焼け対策はしっかりしてくださいね。

 からだが温まり、冷え性が改善します。

 暑さのために冷たい物をとりすぎて冷えた胃腸がシャンとします。

 からだに、夏を自覚させることができます。

 風邪をひかなくなります。

 海の陽気があると、はり治療をする時、患者さんのからだの気がよく動くのがよくわかります。

 海水浴に行く。夏の養生です。海水につからず海風にあたるだけでも、効果的です。

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