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2012年4月

2012/04/29

つづける意味

 「先日、気管支炎でせきが止まらなくて2-3日寝ていました。」

 Kさんは上品な年配の奥様です。一年以上毎週欠かさず針治療を受けに来られています。最近は、テニスをして膝が痛いと言われていました。いくつになってもスポーツを楽しんでいるKさんのために、針治療ととともに膝のテーピングを教えていました。

 「主婦が3日ほど寝込んだら、ご主人のご飯たいへんでしたでしょう?ご主人が何か作ってくれましたか?」

 「主人は、糖尿がすすみ目が見えません。なんとか私がご飯をつくりました。」

 初めて聞くKさんの家の話。介護に明け暮れる毎日。テニスは週一回2時間、唯一外に出て自由に過ごすことができる時間でした。膝の痛みがあっても練習に参加したいほんとうの意味は、ここにありました。そして、いつもKさんの体を見ていだいていた疑問が解けました。ひどいお血と気滞。これがなかなかとれにくかったのです。

 「思わないところで家の話をしてしまいました。毎週針治療に通っているおかげで病気をせずに介護を続けることができています。」と言っていただきました。一年以上も毎週お会いしていてその真意も知らずに治療していたことに自ら恥ました。

 Kさんはふだん気管支炎の気はなく、その週は、黄砂が中国から大量にやってきた時であったことを付け加えておきます。


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つづける意味

 「先日、気管支炎でせきが止まらなくて2-3日寝ていました。」

 Kさんは上品な年配の奥様です。一年以上毎週欠かさず針治療を受けに来られています。最近は、テニスをして膝が痛いと言われていました。いくつになってもスポーツを楽しんでいるKさんのために、針治療ととともに膝のテーピングを教えていました。

 「主婦が3日ほど寝込んだら、ご主人のご飯たいへんでしたでしょう?ご主人が何か作ってくれましたか?」

 「主人は、糖尿がすすみ目が見えません。なんとか私がご飯をつくりました。」

 初めて聞くKさんの家の話。介護に明け暮れる毎日。テニスは週一回2時間、唯一外に出て自由に過ごすことができる時間でした。膝の痛みがあっても練習に参加したいほんとうの意味は、ここにありました。そして、いつもKさんの体を見ていだいていた疑問が解けました。ひどいお血と気滞。これがなかなかとれにくかったのです。

 「思わないところで家の話をしてしまいました。毎週針治療に通っているおかげで病気をせずに介護を続けることができています。」と言っていただきました。一年以上も毎週お会いしていてその真意も知らずに治療していたことに自ら恥ました。

 Kさんはふだん気管支炎の気はなく、その週は、黄砂が中国から大量にやってきた時であったことを付け加えておきます。


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2012/04/23

火の季節

 やっとコートをクリーニングに出すことができました。葉桜になって花冷えもなくなり春本番です。

 4月20日の穀雨を境に、風の季節から火の季節に変わりました。昼間の気温は、大阪でも20度をこえる日が増えて、その日差しに暖かさとまぶしさ、一歩進んで肌が焼ける感じがしてきました。火の季節の到来です。

 日照(火力)がきつくなると、日焼けが気になりますね。日焼け止めクリームを塗ることも対策の一つです。火の季節は肌対策だけにとどまりません。からだの水分が枯れる、いらいら、のどの渇き、不眠、寝汗、胸の辺りが重苦しく鬱々するなどの症状がでます。

 火力の弊害を受けやすい人は、水分補給、生野菜、根菜類、ゼリーなどでからだの内側からひんやりさせます。

 針治療では、おなかの燃えるもの(火力の助けになるもの)を取り除く、体を夜の状態にして水分をたす、雲を作って日陰をつくりからだを涼しくさせるような穴に針をうちます。
 
 火力がもともと少ない人は、水はけが悪く体がだる重く、のどはあまり渇きません。小豆や発酵食品をよくとり消化吸収を助け水はけをよくします。

 待ちに待った春が憂鬱な春にならないよう、すこやかに過ごしたいものですね。

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2012/04/16

進路

 新学期、高3になった次女の三者懇談に行ってきました。

 進学か就職か?専門学校に行くか就職するか微妙な路線に揺れています。昨年の東日本大震災の影響で高卒の採用は狭き門とのこと。専門学校も自分が何をしたいか?を良く考ええらばないといけないと担任から言われました。

 私は、40年前の自分のことを思い出しました。大学と鍼灸専門学校のWスクール。鍼灸専門学校は当時は流行らず地味な学校でした。ちょうど日中国交正常化により少しずつ周知されてきたところです。入学当初は古臭い鍼灸なるものの意味がまったく理解できずにいました。鍼灸師の免許取得以来、年を経るごとにその魅力にはまって現在に至ります。

 高校の時点で何になりたいか?がわかって進路を決められる人は幸せです。漠然としてそれを見つけに大学や専門学校に行く人も多いと思います。

 自分の娘の心のうちはわかりません。たくさんの選択肢の中から選んで欲しいと思います。途中での進路変更にも対応できるように私の頭を柔軟にしておかないとと思いました。刻々と変化する社会情勢、日進月歩する電子機器、、多種多様の職業の中から一つ選ぶのは難しいことですね。

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2012/04/09

ブタのいた教室

 あなたならそのブタを食べますか?

 2008年にロードショウされた 「ブタのいた教室」という映画を見ました。妻夫木聡扮する新任教師と小学6年2組の子供たちが、ブタを学校で飼育しながら「食」と「命」について考えます。これは実際にあった話です。

 先生が連れてきたブタのPちゃんは、かわいいけれどくさいし世話がかかります。初めは嫌がっていた子も、
一緒に遊んだりえさをやったりするうちに、クラスになくてはならない存在になっていきました。卒業式をひかえ、Pちゃんをどうするか?にクラスはまっ二つに分かれました。100キロを超えるくらい成長したPちゃんを食べる。下級生に世話を頼んで卒業する。

 Pちゃんの役目は、人においしく食べてもらうために生まれてきた。

 Pちゃん長生きして欲しい。

 Pちゃんを食べることによって、その栄養が自分たちの皮膚や細胞になる。食べても絶対忘れることはない。

 子供たち同士の意見のぶつかりあいが印象的でした。食べる、食べないの結論を出すことがこの授業の真意ではありません。子供たちが命に真剣に向き合ったことが何よりの収穫となったようです。6年2組の最後の一票は、担任が屠殺場に送る、でした。

 スーパーのブタ肉売り場。ミンチ、スライス、ブロックの塊、酢豚用、細切れ、とんかつ用、スペアリブ、豚足、ミミガー、ブタの角煮用、ベーコンと並んでいます。これらすべてを合わせてもPちゃんを想像することはできません。都会に住んでいる私たちは、ブタという命あるものを、切り刻まれたスーパーのパック詰めと錯覚してしまいがちです。

 ブタのいた教室の子供たちは、Pちゃんを触った手の感触と最後の結末を、一生忘れられないでしょう。映画を見た私たちは、「あなたならそのブタを食べますか?」という問いにどう答えるのでしょうか?
 

 

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2012/04/02

生理不順

 「お母さん生理が来ないよ、来る感じはするのに来ない、胸も痛くなってるのに、旅行の予約ができないよ」

 春休みで沖縄の大学から帰ってきている長女が言いました。聞くと、予定日を1週間以上過ぎており、沖縄にいても遅れがちとのこと。 
 
 脈をみると、渋細弦。心脾両虚に血おがミックスしていました。暖かい沖縄の陽気があればかろうじて一ヶ月に一度の周期を保っていたのでしょう。大阪は、このところやっと桜が開花し始めたばかりで寒い日が続いていました。年平均気温20度前後の沖縄暮らしも今年で6年目、あるのが普通の陽気も長期休暇にはなくなってしまったのでしょか?

 針治療は、太衝、三陰交、照海、心ゆ、脾ゆ

 長女には、よく太陽にあたること、お風呂で腰湯することなどをアドバイスしました。

 今年の就活と来年からの就職に向けて、体調をととのえてあげないといけないなあと思いました。

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