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2011/09/13

信頼

 K子さんは、ピアノの先生です。

 その日は、K子さんの治療のかたわらM子さん(70歳)の針治療をしていました。M子さんは心配性でこの日もいろいろ悩み事を打ち明けてくれました。針治療の後、神経安定を目的に顔のすいなマッサージを行い笑顔も見せてくれるようになり一安心。

  M子さんが帰った後、K子さんが次のように言いました。「聞くともなしに今のかたのお話を聞いていました。初めのうちは、声に力がなくトーンも低かったのに、途中からトーンがはっきりしだして、帰り際には、来たときと別人の声になっていました。それを聞いている私もうれしくなりました。」

 ピアノの先生は、音に敏感です。M子さんの体調を音で判断して、その変化がわかったことでうれしくなったようです。私は、M子さんだけではなくK子さんの体調の変化も、脈、舌、顔色、お腹の腹診などで何重もチェックしてよくなったところで、針治療を終えています。「体は、いろんな情報をを教えてくれています。K子さんの体も先ほどの患者さんと同じようにたくさん変わりましたよ。形は見えないし言葉で言い尽くせません。これがお互いの信頼関係で成り立っているものだと信じています。」と言葉を返しました。

 

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