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2011/08/28

ロシアバレエ トリプル・ビル

 残暑さめやらぬ8月24日、地主薫バレエ団公演『ロシアバレエ トリプル・ビル』を見に行きました。題名からは内容が想像できず???心構えもなく開演を待ちました。

 これまでの地主薫バレエ団公演は、白鳥の湖、クルミ割り人形、ジゼル、シンデレラ、ドンキホーテなどクラッシックバレエの全幕ものばかり。今回は、3つの時代もスタイルもイメージも異なる作品のメドレー。ロシア人の新進気鋭のコンスタンチン・セミョーノフ氏が振り付けています。彼は、モスクワ国際バレエコンクールで振り付け賞に輝いた経歴の持ち主です。

 第1部のカンマームージックでは、最後のきれのよさに息をのみました。第2部のテアトロ・ダモーレ(愛の劇場)
ではさまざまな愛の形をうっとりみつめていました。

 第3部の魔法のこばこは、夢のある子供の世界。想像力ゆたかな子供の世界は、振り付け師の独壇場。登場するのが少女、少年、乳母、おもちゃ、人形、将軍、兵隊、サーカス団、いもむし、花、鳥と名前を挙げるだけで楽しい予感。。彼らが踊る中で、それぞれが音色の一部となっている様にかんじるのは、不思議な感覚でした。歌を歌わない踊りのミューウジカル?それでいて耳もとで歌を紡いでくれているようなダンサーたちの正確でコミカル、華麗な踊り。クラッシックバレエに慣れた目にはとても新鮮に映りました。3つ目でストーリー性を持たせたことで、1部、2部の伏線が一気に開花しました。ふくらんだポップコーンが一度に次々はじけるような小気味の良い振り付けは、久しく忘れていた子供のこころを取り戻させてくれるのにそう時間はかかりませんでした。また、照明、音響、ドライアイス、シャボン玉など効果的に使い、私たちの目を十分に引きつけ、独特の夢の世界ができあがりました。

 フィナーレの瞬間、おもちゃ箱から宝石のような音の洪水が一面にあふれました。と見る間にはじけ出た誇らしげなダンサーたちの顔顔顔。セミョーノフ氏の力量もさることながら、地主薫バレエ団の新しい可能性と方向性、そして、未知の底力を見るようでした。

 
 110828_1557

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