« 絆 6 無くしたものと残されたもの | トップページ | 隔たり »

2011/06/16

妊娠中の腰痛

 妊娠8ヶ月の妊婦さんが腰痛で来られました若い二人に3歳の女の子連れ。

 ベットに横たわる奥さんはフルタイムの事務職。あと2週間で産休に入ります。

 出産が近ずくにつれて大きくなるおなか。私は、妊婦さんの服装と顔色に注目していました。軽装でスパッツスタイルでした。「腹帯は巻いていますか?」と聞きました。「腰が痛いので腹帯をやめて妊婦用のタイツをはいています」との返事でした。顔色は、顔の鼻の下からあごの線までがうすく黒ずんでいました。下半身が冷えていることがわかりました。腰痛で仕事と育児をこなしている奥さんと、毎夜、奥さんのために腰のマッサージをしていたご主人の苦労が伺えました。

 私は3人の子供をうみました。毎回陣痛がくるぎりぎりまで鍼治療の仕事をしていました。さらしの帯をきっちり巻いて、自分とおなかの赤ちゃんと一体になるようにしていると腰痛はある程度防ぐことができます。幾重にもおなかを巻くことにより保温と衝撃から赤ちゃんを守ることができます。短所は、めんどう、時間がかかる、暑い、などと近頃敬遠する妊婦さんも多いようです。出産間近になるにつれ、さらしの腹帯をしている人は、帯の巻き方を調整するだけですみます。一方、ガードル式を使っている人には、おなかを下支えするバンドが必要になります。

 この日の若い奥さんには、安産のお灸の穴の右内至陰を温灸しました。10分くらいで、顔色が明るくなり腰痛も無くなりました。毎夜腰をマッサージさせられていたご主人もほっとした様子。妊娠中に足腰をもんだり押したりするのは、おなかの赤ちゃんに影響するのでやめるように、また、さらしの腹帯を巻くように言い添えました。そして、家でも安産の温灸をしてもらうようにしました。

 

|

« 絆 6 無くしたものと残されたもの | トップページ | 隔たり »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38129/51958001

この記事へのトラックバック一覧です: 妊娠中の腰痛:

« 絆 6 無くしたものと残されたもの | トップページ | 隔たり »