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2011/04/06

朝鮮のかわいいいれものたち展

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 高麗美術館コレクション名品展 「朝鮮のかわいいいれものたち展」を見に行きました。仕事に疲れたときの一服の清涼剤。

 京阪電車に乗った時点で、日常から小さな旅モードに頭が切り替わりました。

 高麗美術館のこじんまりした玄関には、朝鮮からやってきた、等身大をこえる石の人形が置かれています。にこやかな顔がWELCOMEと言っているようで、私の顔の表情がゆるむのがわかりました。

 かわいいいれものたち展の中でのいちおしは、「黒漆塗螺鈿(らでん)蓮池水禽文箱」です。手の中に小さくおさまるまあるい形の小物入れ。愛嬌のある水鳥が2匹、蓮池の中でなにやらおしゃべりをしています。かつての持ち主、朝鮮の貴族のお姫様が手に取って見とれている姿を想像しました。嬉しいとき、哀しい時、苦しいとき、怒ったとき、疲れたとき、泣いたとき、その思いを箱の中にそっとしまう。にじいろに輝く螺鈿の貝殻は、どんな宝石よりまばゆく見えました。

 今の若い女の子も喜びそうな品々を見て回り、時間のたつのを忘れました。かの国の人たちの日々の暮らしの中、愛され続けられた小物たち、その魅力をたんのうした一日でした。
 

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