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2010/12/02

アトピー性皮膚炎 9

 「努力が報われた、(医師の説明が)心にしみた」5歳のアトピーの子供をもつお母さんはこう言いました。

 朝日新聞、朝刊、生活面「患者を生きる」で皮膚を題材にした「子供のアトピー」の連載が5回にわたって掲載されました。私の次女のアトピー及び少なからずのアトピーの患者さんの鍼治療に携わっているため、興味深く読みました。

 札幌市に住む女性の2歳の次男は、滲出性のアトピー性皮膚炎で痒くて夜も寝る事ができない状態でした。かきむしらないように、手に手袋をはめジクジクの皮膚には包帯をぐるぐる巻くしか方法はありません。ハウスのダニやダストを徹底して掃除し、部屋をクリーンにする。アレルギー除去食を徹底する、ステロイドを塗れば症状は治まるけれど止めると悪化の繰り返しで、途方にくれていました。

 東京の国立成育医療センターへ1ヶ月入院が転機になりました。

 強い炎症を治めるために身体中にたっぷりステロイドを重ねて塗る、1日3回の入浴で皮膚の丁寧なスキンケアとバリアケア。ダニなどの悪化要因を減らす。両親の不安を取り除くために医師は納得がいくまで説明しました。「アトピーは、努力が報われる病気です、症状に応じて段階的にステロイドをへらせば、再び量が増える事はありません」と。それから3年の現在、肌はなめらかになりステロイド剤をぬることは月に一度位まで減ったとのこと。医師の言うとおりにして冒頭の「努力が報われた」そうです。

 私は、新聞の女性のように手放しに喜べませんでした。次女のアトピーの時もステロイドの選択は思いとどまりました。これは、決して治す薬ではなく症状を押さえるだけのものだからです。効かなければ更に強い薬が投与されるはずです。ステロイドでアトピーを押さえ込みコントロールしているのが、医学的に治ることなのだと思い知りました。

 東洋医学ではどのように考えるのでしょうか?

 アトピーは肺の病気です。肺をそつうしてその機能を高めなければなりません。針治療や漢方薬が有効です。その上での一時的なステロイドの塗り薬を使うという方法は選択肢の一つにしてもかまわないと思います。いかに、体調を整えるか?百人百様のアトピーは手ごわいのです・・・・・。

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