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2010/10/13

マスクをはずしました。 アトピー性皮膚炎 8

 「散歩に行くときのマスクをはずしました」

 Nさんは、頬が赤くその上にかさぶたがしっかりはりついているアトピー性皮膚炎で2年前に来院されました。神経が細く何事にも気にするタイプの40代の女性。来院時は皮膚科でもらったステロイドの薬を一日2錠服用していました。もともと喘息があり喘息がでなくなったらアトピーがでてきたそうです。

 肺と胃腸が弱く神経質なNさんには、よく眠ること。食事は規則正しく量もひかえること。散歩を欠かさない事。気になることはゆっくり解決する方法を考える。あまり気にしない。私は、彼女の毎日の散歩に期待しました。一時間近所の山の周り歩くと顔の赤み薄くなるようです。心配事が少なくなるとアトピーのかさぶたがとれてくるようでした。

 針治療は、胃腸を整え痒みをとる。便通をつける。肺を強める。食べたものがおなかに溜まらずの燃焼させるように。ストレスの火を消すように。

 2年後の先日、マスクが不要になったことを伝えられました。暑い時も寒い時も、外出時のマスクは苦しかったことでしょう。かさぶたの下からきれいな肌があらわれました。薬は毎日四分の一錠。針治療の日は飲まない。都合一週間に一錠半に減りました。

 今後の課題。薬をゆっくり減らす。あせらない。ストレスの火は散歩の中で解消させ生活のリズムを崩さないようにする。

 マスクをはずせたのはNさん自身の心のガードがとれたこと。これからのアトピーに昂然と立ち向かう意思表示だったのだと思います。アトピー性皮膚炎は、単に皮膚だけきれいに治るのではなく、全身性で精神の影響もおおきなウエイトを占めています。経過が長くなることが多いと感じます。

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