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2010年10月

2010/10/28

秋?秋?秋?

 「コート、コート、コート」。木枯らし一号が吹き荒れた日、慌てて冬用コートをひっぱり出しました。

 10月初めは夏ばてがいつまでも続いていました。天下の秋変じて冬の様相。その間3日とは急でした。

 北の方からマイナス36度の寒気団が5500メートル上空に居座り、西高東低の気圧配置となっていました。北海道は雪。除雪車が雪を除いている映像がテレビに何度も映し出されていました。南の方からは、台風の北上。日本周辺の天気図には目が離せません。季節がはっきり変換するためには寒気団や高気圧、低気圧、台風などのせめぎあいがあります。春の三寒四温が分かりやすいかもしれません。

 このたびは、冬に向けて長夏から秋冬と二歩前進です。長く暑かった季節との決別。自然界および私たちの心と身体はきゅっと引き締まりました。秋の凛とした気候になるべく気合がはいりました。

 しかし、南からゆっくり台風北上。湿った暖かい空気は、寒気に押され寒い雨です。台風が去れば、季節が一歩後退して天下の秋を知らしめてくれるでしょうか?

 寒暖の差が激しいこの季節です。身体にストレスがかかり自律神経にも影響が出やすくなります。身体の保温には十分お気をつけください。

 

 

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2010/10/20

一葉落ちて

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夜診の帰り道、突然これまでやってきたのは何だったのだろうと悲しくなりました。

 思いだすのは2週間まえに遅い夏休みで行った沖縄の青い空と海。厭世感も手伝って気分はブルー。何か何時もと違う自分がそこにありました。疲れが残っていたのでしょうか?

 朝夕の涼しさが気持ちよくても、昼の気温が25度以上になればクーラーをかけたくなる衝動にかられる人も多いと思います。10月に入っても夏日が何日もあり、暑い日が続くような感覚から抜け出せませんでした。

 10月23日は霜降。カレンダーをみて分かりました。季節が湿気(長夏)から燥気に変わる日です。秋の予感は、空の雲から、味覚の食べ物から、乾燥した空気から、そして、心の悲しみや悲壮感、泣き叫びたい衝動にかられる精神状態にまであらわれます。秋は肺に症状」が出やすく精神は悲しみが幅をきかせます。

 私の身体の秋は、10月23日より1週間早くやって来ました。精神状態から秋を自覚させられたのは新鮮で驚きでした。それほど今年の夏の猛暑は身体にこたえ、熱中症と夏ばてがはり治療の臨床で頭から離れませんでした。

 一葉落ちて天下の秋を知る

 私は、故無き悲哀で秋を知る


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2010/10/13

マスクをはずしました。 アトピー性皮膚炎 8

 「散歩に行くときのマスクをはずしました」

 Nさんは、頬が赤くその上にかさぶたがしっかりはりついているアトピー性皮膚炎で2年前に来院されました。神経が細く何事にも気にするタイプの40代の女性。来院時は皮膚科でもらったステロイドの薬を一日2錠服用していました。もともと喘息があり喘息がでなくなったらアトピーがでてきたそうです。

 肺と胃腸が弱く神経質なNさんには、よく眠ること。食事は規則正しく量もひかえること。散歩を欠かさない事。気になることはゆっくり解決する方法を考える。あまり気にしない。私は、彼女の毎日の散歩に期待しました。一時間近所の山の周り歩くと顔の赤み薄くなるようです。心配事が少なくなるとアトピーのかさぶたがとれてくるようでした。

 針治療は、胃腸を整え痒みをとる。便通をつける。肺を強める。食べたものがおなかに溜まらずの燃焼させるように。ストレスの火を消すように。

 2年後の先日、マスクが不要になったことを伝えられました。暑い時も寒い時も、外出時のマスクは苦しかったことでしょう。かさぶたの下からきれいな肌があらわれました。薬は毎日四分の一錠。針治療の日は飲まない。都合一週間に一錠半に減りました。

 今後の課題。薬をゆっくり減らす。あせらない。ストレスの火は散歩の中で解消させ生活のリズムを崩さないようにする。

 マスクをはずせたのはNさん自身の心のガードがとれたこと。これからのアトピーに昂然と立ち向かう意思表示だったのだと思います。アトピー性皮膚炎は、単に皮膚だけきれいに治るのではなく、全身性で精神の影響もおおきなウエイトを占めています。経過が長くなることが多いと感じます。

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2010/10/09

頭痛

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 「頭がしめつけられるように痛い」

 運動会シーズン前、Y子さんが治療室に来ました。最終受付が終わったあとの遅い時間でした。Y子さんは26歳。小学校の教師です。頭痛はこの1ヶ月前より。「頭痛薬を飲んでもまた痛くなります」

 脈をみました。風邪の様に浮いていません。痛みのための弦脈に洪水が押し寄せたような弦洪脈。血圧が上がっているのかしら?と血圧を測って見ました。126-84 正常です。

 強脈??このタイプの頭痛には苦い思い出があります。数年前のブログ(一本の電話)にも書いたA子さん(30歳)のことが頭をよぎりました。激しい頭痛とがまんができない肩こりでいつも針治療をうけに来ていました。連日の残業、残業。ある日、A子さんのお母さんから電話がきました。暑中見舞いのはがきのお礼と脳梗塞で倒れた事。半身麻痺と言葉がしゃべれないこと。リハビリ中。会社も退職したことなどを聞かされました。年齢が若くても、血圧が低くても梗塞は起こりうる事を知りました。

 Y子さんにはA子さんのことを話ました。熱血先生もほどほどにしないとしめつけられるような頭痛は危険信号であることを。言葉が聞き取りにくいと子供に言われたり、しゃべりにくい時、ひどい頭痛が続くようなら医者に行く事。

 治療は、曲池、足三里、太渓、風池という血圧を下げるツボを使ってやっと痛みがとれました。第二のA子さんを作らない様にこれからも伝えて行こうと思います。


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2010/10/06

沖縄は晴れ

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ハイビスカスの花、風に揺れ、湿熱の暑さが肌をこがす。遠目で青い空、青い海を追う。

 遅い2度目の夏休みをとりました。暑い大阪の夏ばてのまま沖縄へ。35-36度を経験していたので、31度前後の那覇では楽勝。涼しく適度の汗。大阪では、汗が夏ほど出ないうえに下半身に水分がたまり身体がだるい重いの毎日でしたから。

 沖縄の過ごし方。
 
 時間を決めない。バスで移動。30分以上待つのはいつものこと。大阪で食べた事の無いものを探す。ビーチで毎日泳ぐ。(4月ー10月末まで泳げる) ゴーヤを食べる。(暑さ対策) テビチやラフテー(豚の足や三枚肉)入りの沖縄そばを紅生姜をたっぷり入れてたべる。県産の魚のおさしみはおいしい。島ばななはフィリピン産やエクアドル産とは比べ物にならない。アセロラの赤い実はビタミンCが豊富。

 なぜ沖縄ばかり行くのでしょう?あふれるばかりの陽気がある。沖縄の海水は温かい。そして、なにも考えなくていい。なんくるないさー。


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