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2010/06/03

未知の世界 2

 37年前、鍼灸学校で初めて穴(つぼ)のことを習いました。当時、高校を卒業したところで東洋医学のことはさっぱり分かりませんでした。

 穴の位置と特性を暗記すれば試験には困りません。3年生になって臨床実技の時間になって困りました。実際に学校の付属診療所で患者さんに針治療するのですが、どこを刺していいのか検討もつきません。治療といえば、痛むところに針を刺すくらいでした。

 穴と穴をつなぐと線となります。人の体にはたてに12本の線(経絡のうちの経脈)が走っています。横にそれをつなぐ線(絡脈が)からんでいます。穴は発電所。経絡は、たてよこに張られた電線です。この中に、気という電気エネルギーが流れています。また、12本それぞれ内臓と深く関係しています。学生時代は、たてよこの線さえも生かすことが出来ずに、穴穴穴、点(1次元)の治療が精一杯でした。

 転機は、内弟子時代に出会った日本の古流の針術の夢分流打針術(むぶんりゅうだしんじゅつ)。点が皮膚表面の動きを意識するようになりました。(2次元)

 皮膚表面の穴から内臓までの深さや距離を考えると人間の体がにわかに立体に考えられるようになりました。(3次元)

 中国の医療マッサージのスイナを使えるえるようになって時間や動きを治療に生かせるようになりました。(4次元)

 人の体は千差万別です。4次元を自由に駆使できる時もあれば2次元3次元止まりのこともあります。精度を上げたいといつも思っていますが・・・。

 

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