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2010年6月

2010/06/23

梅雨 身体の湿気とり

 雨 雨 雨 蒸し 蒸し 蒸し ジメ ジメ ジメ しと しと しと ザーザーザー 降り続く雨。梅雨前線停滞中。洗濯物の乾燥、家中の湿気に頭を悩ませる季節になりました。 

 雨が3日も続くと家中が湿気だらけ。湿気は胃腸をよわらせます。食中毒が多く発生するのもこの時期です。なんとなく身体がだるい、手足が重い、と感じたらイエローカード。 

 除湿機やかるくエアコンをいれて湿度調整すると快適です。扇風機で湿気を飛ばすのも一法です。同時に、からだの中の湿気とりもしてみましょう。ニンニクと生姜を使えば、胃腸の湿気を飛ばしてくれます。小豆の塩ゆでは利尿作用があり手足が軽くなります。梅雨明け前の蒸し風呂状態の暑さには、苦味のゴーヤや緑茶、酸味、梅干味などが胃腸にやさしい食べ物です。

 針治療では、五行穴のうち土穴や下合穴で身体の湿気とりを、三陰交や陰陵泉で利尿作用を高め、足三里穴、脾ゆ穴で胃腸の調子を整えることができます。スイナ(中国の医療マッサージ)治療も利尿作用が高まり効果的です。

 雨のち晴れ、そして来るべき夏に向けて、針治療やスイナで体の定期点検をしてみてはいかがでしょうか?

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2010/06/10

未知の世界 3  電気エネルギーと津波

 生まれて5ヶ月の赤ちゃんが治療院にやってきました。つややかで水っぽい肌はまぶしいくらいに輝いていました。人の身体は80%水でできています。赤ちゃんの透き通るような肌から細胞の一つ一つ見て取れそうな感じがしました。

 身体には360こ以上の穴(つぼ)があり一つ一つが発電所の役割をになっています。

 12のたての経脈に肝臓、胃、肺、腎臓、などの内臓が関係をもち、横に絡脈がからんでいます。.80%の水分は流動的に効率よく時には血液として、時にはリンパ液として時にはからだを構成している細胞組織液として体の中を巡っています。ここに、よどみや渋滞ができるとこりや痛みがでます。、経絡のラインが断線することもあります。このときが穴の出番です。

 穴に針をします。刺された穴は、電気エネルギーを経ライン絡ラインに伝えていきます。スイナ治療(中国の医療マッサージ)では、穴から水力発電をして経ライン横ラインの津波として全身に伝えていきます。浅いところでは皮膚表面すれすれを走り、深くは骨部や内臓まで電気エネルギーや津波は伝わっていきます。どこに効かせたいかは、針を打つ穴や波打たせる部位によってちがってきます。直接痛む患部に針をして渋滞をとることは、手当て治療の基本ですが、せっかくのたて・よこ・12の経絡。その深さやそれぞれのつながり方の違いや特徴を利用しない手はありません。肩痛や腰痛に手や足に針やスイナをする所以です。

 未知の世界も種を明かせば、なーんだ・・・・・と身近に感じてくれましたか?

 ちなみに、赤ちゃんには12本の経脈や多くの穴はできていません。単純で水の流れも速く、軽くなでたりこすったりするだけで電気エネルギーや津波がおきてしまいます。

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2010/06/03

未知の世界 2

 37年前、鍼灸学校で初めて穴(つぼ)のことを習いました。当時、高校を卒業したところで東洋医学のことはさっぱり分かりませんでした。

 穴の位置と特性を暗記すれば試験には困りません。3年生になって臨床実技の時間になって困りました。実際に学校の付属診療所で患者さんに針治療するのですが、どこを刺していいのか検討もつきません。治療といえば、痛むところに針を刺すくらいでした。

 穴と穴をつなぐと線となります。人の体にはたてに12本の線(経絡のうちの経脈)が走っています。横にそれをつなぐ線(絡脈が)からんでいます。穴は発電所。経絡は、たてよこに張られた電線です。この中に、気という電気エネルギーが流れています。また、12本それぞれ内臓と深く関係しています。学生時代は、たてよこの線さえも生かすことが出来ずに、穴穴穴、点(1次元)の治療が精一杯でした。

 転機は、内弟子時代に出会った日本の古流の針術の夢分流打針術(むぶんりゅうだしんじゅつ)。点が皮膚表面の動きを意識するようになりました。(2次元)

 皮膚表面の穴から内臓までの深さや距離を考えると人間の体がにわかに立体に考えられるようになりました。(3次元)

 中国の医療マッサージのスイナを使えるえるようになって時間や動きを治療に生かせるようになりました。(4次元)

 人の体は千差万別です。4次元を自由に駆使できる時もあれば2次元3次元止まりのこともあります。精度を上げたいといつも思っていますが・・・。

 

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