« 春の寒暖 3 | トップページ | 未知の世界 »

2010/05/13

膝痛とローストチキン

 ローストチキンを作りました。立夏をすぎたというのにコートを着る寒さでしたから。

 子供たちが鶏の足をぐっと握り締めかぶりつきます。食べにくい関節の辺りを一生懸命食べています。「ここ美味しいけれど噛まれない」と高一の次女は残念そう。私は、鶏の膝関節を捻じ曲げて食べる方法をおしえました。

 子供たちがさんざん食べ散らかしたあとの鶏の関節を観察しました。人間のように膝蓋骨はありません。おいしい肉の部分はきれいに食べられ、太くて硬い腱や筋、血管、軟骨などが残っていました。平外飼いで飼われていた運動量の多い鶏のたくましい足が想像できました。

 膝関節といえば、このところ3人の膝痛の患者さんを針治療しています。自分の膝もママさんバレーの練習後少し腫れるのが気になっていました。

 人の膝関節は腫れや痛みがあれば、整形外科では、滑膜内の水を抜いたり痛み止めの薬を注入したりします。針治療では、痛んでいるラインの疎通をする。健側の陽陵泉の透針する。腰の同側の環跳穴を刺します。膝に熱があれば痛みのラインの井穴を点刺し、水が溜まっていればこの上に三陰交などを足して水はけをよくします。

 鶏の関節からひとの膝関節を想像するのはたいへん飛躍があります、子供の歯でもってかみきりにくい強靭な腱や筋、じん帯、軟骨などが人間規模になると想像を超えました。ダメージを受けた患者さんの膝を優しく針治療をしている自分の姿をシュミレーションしてみた一日でした。

 

|

« 春の寒暖 3 | トップページ | 未知の世界 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38129/48347648

この記事へのトラックバック一覧です: 膝痛とローストチキン:

« 春の寒暖 3 | トップページ | 未知の世界 »