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2010年1月

2010/01/31

子犬がきた 2 喘息

 「グファッ グファッ グファッ」苦しそうな音?久しぶりにお風呂にいれてもらった子犬の「もん」が苦しそうな声をあげました。

 子犬のもんは8ヶ月になりました。人間でいうと10歳くらいです。これまででもこんな声をあげた事はありましたが、今回は長い。お風呂で冷えたかな?たてつづけに2回の失禁。

 「ヨークシャテリアは喘息が多い」と娘がすかさずネットで調べてくれました。「喘息?」小児喘息ならぬ小犬喘息かもしれません。

 うずくまるもんにお父さんは背中をさすりながら優しい言葉をかけています。もんの内股の脈を診ると渋い脈が触れました。人間で言うと肺に問題がある脈でした。小児喘息を治療するように肺輸穴あたりの硬いほうに針治療をしました。

 しばらくは散歩は昼間にする。散歩の際服を着せる。夜風にあたらない。えさに耳かき一杯くらいの麻黄湯(風邪薬)を混ぜる。えさをあたえすぎない。

 子供も子犬も養生は同じだろうと思います。家族全員でもんの喘息を見守っていくつもりです。

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2010/01/28

冷え症男子が急増

 「冷え症男子が急増」 1月8日のテレビ[ニュースアンカー]のタイトルです。冷え症は女性の専売特許かと思っていましたが、「男性6割が冷えを感じる」という検査結果が報道されていました。

 一年で一番寒い寒中、厳しい寒さに冷え症にどう立ち向かえばいいでしょうか?

 東洋医学では手、足、手足、腹、腰と体の冷える場所によって冷え症を分ける方法があります。 

 手が冷える  風邪をひきそうで体が弱っている
 足が冷える  肩こりや眼精疲労、身体に陽気が足らない、足腰だるい
 手足が冷える 身体に陽気が足らない、食べても消化しにくい
 下腹が冷える 腹に寒い邪がある
 腰が冷える  お血がある

以上の冷え症には鍼灸がとても効果があります。

 自分でできる冷え症対策としては、冷えを感じたら、夜お風呂にゆっくりつかる。よもぎの浴用剤が効果的。朝風呂や朝シャワー、夜のシャワーだけはいけません。半身浴、足湯も効果があります。鶏、ねぎ、しょうがを使った鶏鍋、鶏スープのおでん、鴨ねぎ、鶏のからあげなどは身体を温めます。体に陽気が足らない人は、春夏秋の季節によく太陽にあたりましょう。簡単な運動も陽気が高まります。腰や下腹が冷える人は、一度鍼灸治療をおすすめします。

 ユニクロのヒートテックが若者の間で人気です。寒さ対策の必須アイテムですが、冷えを感じる人は上記の養生をあわせてお試しください。

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2010/01/21

養生のバイオリズム

 昨日は大寒。一年で一番寒い時期。その割には暖かで何か肩透かしでした。この日にお餅をついたらかびてしまうかもしれませんね。寒餅はかびないはずでしたが。

 寒さも本番。カナダのバンクーバーオリンピック開催の影響でウインタースポーツの人気は急上昇。マラソンや駅伝の中継、ラグビー、サッカーの試合もよくテレビで放映されています。

 東洋医学では養生のバイオリズムというのがあります。冬至から立春にかけての寒気には汗をかかないのが大原則。スポーツをして汗をかくと寒さで汗が凍りつきます。すぐに風邪をひきやすくなり身体を鍛える前にスタミナを失います。自然界では、木々が葉を落として寒さに耐え動物は冬眠しているのをみれば納得できるかもしれません。
 
 テレビのスポーツを見て体を動かしたくてうずうずしている皆さん。2月4日の立春を待ちましょう。本格的な春の始動は2月19日の雨水からです。春の陽気が回りだして、かいた汗は凍らず、筋肉は伸びやかになり怪我をしにくくなります。東洋医学の養生は、不老長生を目標にしています。体と季節のバイオリズムにも目を向けてほしいとおもいます。

  

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2010/01/13

「いのちの食べ方」

 生まれたばかりのひよこの赤ちゃんがベルトコンベアーに乗せられて数十羽単位でダンボールにパック詰めされる、トラクターの中に機械で刈り取られたとうもろこしの実が放り込まれる、黄色いパプリカを摘み取る、母豚の乳に群がる小ブタたち、種牛から精子を抜き取り牝牛の子宮に入れる。

 「いのちの食べ方」と言うドイツのドキュメンタリー映画を見ました。

 ひよこは大きな鶏舎の中で大きくなると、再び機械により集鶏されダンボールにパック詰め。両足を吊り下げられ流れ作業の一環で首をきりおとし、血抜き、蒸しで毛が取り除かれます。その横の休憩室で従業員が平気でサンドイッチをほおばっています。

 穀物や野菜は見慣れていますが、牛、豚、鶏はスーパーの切り刻まれたパック詰めしか知りません。頚動脈を切られた白い巨大豚は、両手を縛られ電気ノコギリで一瞬の内に頭からしっぽまで縦割り。ゴム手袋をしたお姉さんが臓物をかきだします。

 圧巻は、牛を追いたて一匹ずつ狭い囲いにいれ首だけ柵から出します。頭にスタンガンを当て痙攣させる、同時に首が折れるように曲がり両足の宙吊り。首から血が地面にほとばしるように流れ落ちます。

 音声のみで言葉の解説は一切無くたんたんとつづられていました。「牛の肉は、ストレスがいっぱいの時に食べてください。豚肉は、滋陰するのでお肌に良いですよ。鶏は、寒い時に身体を温めます。」私はいつも養生でこう教えています。養生も大切ですが、重みが違いました。

 映し出された言葉を持たないいのちたちの実写。鑑賞後しばらく声が出ませんでした。「いのちの食べ方」をもう一度考えてほしいと思いました。

 

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2010/01/06

家族写真 2

 黒い着物に袖を通す、帯をぎゅっとしめる。グレーのはかまをはく。黒い紋付の羽織をはおる。白いはなおの草履をはく。扇子を右手に持って。等身大の鏡にうつった晴れ姿を見つめる息子。

「僕、成人式の写真紋付はかまを着てみたい」 お正月のテレビを見ている時に息子が言いました。今年2月に20歳になる彼には紆余曲折があり、家族の中で人一倍心配の種でした。大人の仲間入りになる意思表示として紋付はかまを選んだのでしょうか?

 昨年の長女に続き家族写真を撮りました。今年は、家族が一匹増え6人と子犬一匹。家族の意識は、この一年で子犬の世話をすることにより歩み寄りと連帯が生まれました。弱いものへの慈しみは優しさを生み、それぞれの自己主張については自ら忍耐をすることを覚え、子供を大きくすることの大変さを子犬に置き換えてすこしづつ感じとっていることでしょう。

 今年の家族写真は、昨年よりもっと良い顔で撮れているかなぁ。今はわからなくても10年後、20年後、もどれない年齢になった時に残っている一枚。大切な二十歳の一枚。

 彼に父母から心のメッセージを贈ることが出来ました。

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