« だまし絵 | トップページ | 爽 装 燥 そう »

2009/10/21

砂の城 

 海辺に砂のお城が建っています。お城は、寄せては返す波に洗われ砂は流動しています。波によって空いたお城の壁は、海の精霊によっていつも補修されます。そのため見た目は砂のお城は変わらずそこに建っているように見えています。

 赤い珊瑚の粒が波に乗って他の砂とともにお城に押し寄せました。赤い珊瑚の粒は、2-3日お城の壁の一部となった後波に洗われてお城から出て海に戻ります。

 ここで、砂粒を体を構成している酸素、チッソ、炭素、水素などに、海の精霊を酵素に置き換えてみましょう。ドイツのルドルフ シェーンハイマーは、ねずみの餌の中にマーキングした重チッソを混ぜて食べさせました。3日後、ねずみを解剖して調べてみると、ねずみの体の分子レベルの細胞のあらゆる組織の中に、重チッソが赤い珊瑚の粒のように見受けられました。

彼は、このことから、人の体も砂のお城と同じように絶えず変化して流動していると結論づけました。今から70年以上前のことです。血液なら半年、肉体なら一年以内、骨は2年、中性脂肪は数ヶ月、水は2日で新しいものといれかわります。どんどん新陳代謝していることは、傷がなおったり爪や髪の毛、身長が伸びたりすることで実感できるでしょう。

 針治療は、新陳代謝を早めて傷や病気の治りを早めたり、行きすぎをセーブしたりすることができます。とてもすばらしいことだと思いませんか?

 参考文献 「生物と無生物のあいだ」 福岡伸一 講談社現代新書
 

|

« だまし絵 | トップページ | 爽 装 燥 そう »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38129/46543519

この記事へのトラックバック一覧です: 砂の城 :

« だまし絵 | トップページ | 爽 装 燥 そう »