« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »

2009年8月

2009/08/29

夜の学校 2

 残暑の残る夕方、鍼灸学校の門をくぐりました。

 今日は、前期の試験の日です。試験を受けることはあっても試験をする方にまわることは生まれて初めての経験です。課題は、カルテを読み込んで、診断をする。針治療、整体、すいな、お灸などの必要な治療を施すこと。

 いつになく真剣な表情の受講生たち。これまでに教えた気口九道がうまくとれるかなぁ。勤めている整骨院や鍼灸院の先生の雰囲気を出している人。信頼感のある治療家のムード出している人。よしよしいい感じ。

 採点は、触診のテンポがスムーズか、問診のし方、カルテの書き方、治療姿勢、針の姿勢、そして、治療した穴が的確かどうか、治療時間等にわたりました。

 治療後、顔色が良くなった、だるくなった、眠くなった、とそれぞれの感想をききました。顔色が良くなればok。だるくなったら、刺激オーバー、眠くなれば、体がリラックスしています。

 数ヶ月前、初めて講義に来た時から比べると雲泥の差を感じました。何が違うのでしょうか?気口九道脈診を習ったことだと思います。「道」のスタートラインに立った彼らにエールを送りたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/08/23

夏は終わった?

 「私の夏は終わった」 先日、リウマチ患者のnさんが治療中にこう言いました。

 理由は、自分の体の中のリズムが秋を迎えていると体感していると言うのです。気候の変化に敏感なnさんの予報はとても参考になります。今年の気候は、梅雨が長引き夏の始まりが遅かったこと、そして、人より早いnさんの夏の終わり宣言は私をあわてさせました。

 ベーネ南船場治療院に来院してくる若いolさんたちは、ほとんどビルのオフィスの中。クーラーの中で冷えとの戦い繰り返しています。夏の始まりがあいまいで遅かった分、体の中は、夏になりきっていません。ひどい場合には、季節が春、梅雨、夏が飛んで、秋、冬と移行していく人も多いと思います。

 クーラーがあまりにもきつい職場の人の夏は、体の中は冬状態になっています。春、梅雨、冬、秋、冬という一年のサイクルとなりこともあり得ます。寒い冬には、夏の陽気の貯金がないので寒さが身にしみることでしょう。

 8月23日は、処暑。暑さが収まる頃です。照りつける太陽は、例年より少ない今夏。患者さんには、夏から秋の陽気の貯金をこつこつ貯めていって欲しいとアドバイスをしています。

 方法は?もちろん、日傘をさしてでも太陽の陽気をあびることです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009/08/13

アトピー性皮膚炎 6 うれしいたより

 「チョコレートをやめました。」一枚の夏のたよりにはそう結ばれていました。

4ヶ月前、Y子さんはベーネ南船場治療院に来院されました。顔がりんごのほっぺのように赤く腫れていました。一人で立ち上げた会社のために東奔西走しているとのこと。私は、彼女の食生活や仕事時間などを細かく聞き出しました。

 不規則な食事形態はなるべく時間をあわせること。夜の遅い時間の食事はひかえる。好きなチョコレートは、山で遭難した時、一粒が一日分の食事になり得ます。つまり、燃えるものがおなかにたまり、それにストレスの火がついたら・・・ほほが赤く燃えることを教えました。

 「今では、すっかりよくなってすっぴんでも大丈夫になりました」との行で、Y子さんの色白の美しい顔を思い描きました。暑さ厳しい折の一服の清涼剤のようなうれしいたよりでした。


 

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009/08/06

子犬がきた

 両手のひらの中でふるえている子犬をこわごわ抱いている娘。生まれて25日目のヨークシャテリアの女の子がやってきました。

 「もん」という名前をつけました。

 中3の次女から数えると久しぶりの赤ん坊の子犬。長男がえさのドックフードの中に犬用のミルクを混ぜて与えて
います。まだ散歩はできません。

 犬用のゲージの中のトイレに、おしっことうんちができるようになるか?が今のもんの課題です。子供たちのトイレトレーニングのときも何度も失敗しました。もんをとうして自分たちが簡単に育ってきたのではないことがわかってくれたらなぁと思います。

 「朝、もんがくしゃみを何度もしていたから頭の後ろの風府にはりをしたよ。」と長男が言いました。子犬の小さい妹に針治療をしたらしいのです。餅屋の子は餅屋の子です。見よう見まねで簡単な風邪くらいなら自分で針治療ができる息子。犬を人間に見立てての治療はさぞかし興味深かったことでしょう。人形相手にはりを刺していた息子の小さい頃のことを思い出しました。

 3人の子供がそれぞれの自己主張をして家族の絆がぎくしゃくしだしました。そんな時にもんがやってきました。小さい犬の妹のために人間のお兄ちゃんお姉ちゃんは自分の主張を一歩ゆずっています。新しい家族が一人ふえて、思った以上に家族が一つになっています。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »