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2009/07/30

少女のミイラと棺

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 ガラスケースの中にひっそり眠る少女のミイラ。大人の両腕の長さほどの棺におさまっていました。

 ルーブル美術館展 国立国際美術館 「美の宮殿の子供たち」に行ってきました。
 
 少女のミイラは、新王国、ラメセすス朝時代、おそらく第19王朝、紀元前1295-前1186年ごろに作られたらしい。棺の蓋には、少女が生きていた姿を、棺の外側にはあの世で不自由のないようにあの世の守り神を描いています。包帯に包まれた少女は、およそ3300年後の現代まであの世の夢を見ていたのでしょうか?彼女の両親は故郷エジプトを離れフランスそして東洋の終着駅日本での滞在をどう思っているのでしょうか?

 同じように2人の娘をもつ私。反抗期と思春期が同時にやってきた次女。深い意味のよく分からないまま悪い言葉を投げつけるように吐き出します。今流行りの言葉らしいのですが。

 幼いまま命をまっとうできなかった少女のミイラに胸を痛める一方、大きく成長しつつある自分の娘の今の状態も受け入れられそうに思いました。あの世での守り神より今の私と娘の辛抱強い対話。やはり生きている方が最優先です。

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