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2009年2月

2009/02/24

家族写真 2

 「この写真すごい、毛が増えている」 うれしそうに主人が言いました。

 長女の成人式に合わせて家族写真を撮りました。一ヶ月を過ぎてやっと出来上がってきました。家族6人が着物姿の長女を囲んで写っています。じっと写真を見ていた主人の驚きと感動の一声でした。

 どんな写真でもまず自分を一番に見るものです。50歳をすぎた主人は髪の毛が少なくなっているのを気にしているこのごろでした。私は唇と頬の赤みが加えられ顔色が良く見えました。長時間着物姿でお疲れの長女の頬は桃色でとても映えて見えました。86歳のおばあちゃんはしわが目立ちません。嫌々参加した長男は、昨日の夜更かしで顔色があまり冴えません。一番年下の次女は小麦色の肌。現役の陸上部そのまま。

 事情を知らない写真屋さんは、6人それぞれの雰囲気と全体のバランスを考えながら一筆二筆と書き加えていったものと想像します。程よい修正は写してもらった全員を実際以上によくみせてくれいい家族写真ができました。デジタルカメラとはひと味異なる写真館の写真は、20年たってもその時のそれぞれの思いを伝えてくれることでしょう。

 

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2009/02/17

ぎっくり腰

 「ベットにこのまま寝てもいいですか?」 苦痛にゆがむ顔、顔面蒼白、冷や汗でびしょびしょの手。彼はうめきながら海老なりに横たわりました。

 近くの会社に勤めるAさんは25歳。19歳から腰痛を繰りかえし、今日は突然のぎっくり腰のため会社の床でしばらく寝こんでいたそうです。「どこへ行きたい?」と見かねた上司に聞かれ「鍼灸院」と迷わず答えたといいます。これまでにいろいろなところで治療をうけてみて、治療代は実費で高いけれど短い期間で早く痛みがとれるからということでした。

 先週まで残業が続き夕食は午後11時過ぎ。やっと早く帰れるようになった矢先の激しい腰の痛みでした。彼の腰痛は胃腸が疲れて起こる腰砕けの痛みです。腰に力が入らない、腰に重りを乗せたようで激痛が走る、前かがみの姿勢で反らすことが出来ないなどの症状があります。

 いつもこのパターンなるという彼に胃腸の疲れから起こる腰痛であることを伝えました。腰痛を繰り返さないためにどうすればいいのかを二人で話し合いました。彼にとっては初めて聞く話のようでした。

 「今夜は早めに消化のよい温かい食事をしてね。煮物なんかいいね。刺激物を食べたらだめよ」と養生を言う頃には、一人で起きて立てるようになっていました。彼が正社員であることを確認して、今日はもう仕事はしないで帰ること、明日一日家でゆっくり休むように言いました。これが派遣社員だったら難しいのかなぁと思ったりしました。
 
 決して安くない治療代を払ってはり治療を選択したAさん。私も真剣に取り組みました。念のためもう一度治療を受けに来るように言い添えておきました。

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2009/02/10

テレビ放映されました

 テレビ用の大きなカメラがこちらを向いています。ライトが眩しいなぁ。 「はいどうぞ」

 書くことは得意でも、カメラのレンズに向かうとなると話は別。簡単な文章が言えない自分がそこにいました。声はぎこちなく、言葉はとぎれてNG 。

 こつこつ書き続けていたベーネ南船場治療院ブログの文章の内容を見て、NHKわかやまから出演依頼を受けました。前日からのヘャーチェンジに始まり当日の念入りのお化粧、そして治療の合間の本番でとても疲れました。はり治療をしている方がどれだけ楽かしれません。

 2月4日 NHK和歌山放送局制作「わかやまNewsウェーブ」の「特捜なるほどリサーチ社」の湯たんぽの効用を治療家の立場から話しました。

 大阪では放映されないので和歌山の友人にDVDを送ってもらいました。テレビに映る自分の姿。うれしいやら恥ずかしいやら。いつも鏡で見ている自分とかけ離れた映像。若々しくありたいと願うのに反して年相応に映し出されています。自分の別の顔を見たようで不思議な気持ちになりました。そして、患者さんはいつもベッドからその別の顔を見ているのを改めて知りました。

 

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2009/02/03

梅林

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 細い枝が天を突く。寒さの中に一輪の紅梅。

 大阪城公園の梅林を見に行きました。空はどんより曇り、風がないだけの寒い日の昼下がり。ほとんどが蕾もついていない。蕾と花を咲かせている一群がありました。紅、白それぞれに小さく可憐な梅の花。

 寒さにうちふるえながらけなげに咲く姿が人の心を打つのでしょうか。梅は百花のさきがけ。明日2月4日は立春。暦の上では春です。私は暗く寒い冬から春の訪れを告げるような紅梅を探して歩きました。紅梅の紅い色に春の息吹を見いだしたかったからです。

 梅林越しに見える大阪城。紅白の色が目の前に広がります。冬空と無数の春の色。

 東風吹かば にほいおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ 道真の歌を思い出しました。

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