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2008/12/17

葛根湯

 風邪がはやる季節。人混みの中でマスクをする人が増えました。頭痛、寒気、熱っぽさを感じて「もしかして風邪かな?」と思うことはありませんか?これ以上悪くならないために自衛手段としてのマスク。市販の葛根湯を飲む人もいると思います。 

 葛根湯は中国の漢の時代に書かれた傷寒論に出てくる有名な漢方薬です。日本では古典落語の葛根湯医者が出す薬としておなじみです。

 葛根湯医者は頭痛に葛根湯、腹痛に葛根湯、何でも葛根湯を処方する代名詞となっていますが、葛根湯はどんな病気にも効く訳ではありません。頭痛、寒気、発熱、頭項強痛つまりうなじから僧坊筋にかけて異常に凝るといった症状があります。また、悪い物を食べた訳でもないのに下痢をしたりいつもより便がゆるくなっているというのが目安です。下痢には葛湯とはよく知られています。葛根の体を温め便を固める働きを昔の人は知っていました。

 風邪をひかないためには規則正しい生活は言うまでもありませんが、外から帰ったらうがい手洗い。頭痛や寒気がある時は入浴をひかえる。背中にタオルをあてて暖かくして寝る。忘れてはいけないのは、胃腸を休めることです。大食いをした後は風邪をひきやすくなっています。風邪のウイルスに栄養はいりません。消化の良いもの、おかゆさんに梅干しが定番でした。肉類は熱を上げます。小麦粉製品たとえばうどんなどの麺類は腸に熱をもつので風邪の治りを妨げます。

 風邪の初期に葛根湯。効くか効かないかはあなた次第。早く治るためにはその後の養生も大切です。
 

 

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