« 黄金スープ | トップページ | 「昭和八十三年度!ひとり紅白歌合戦」 サザン »

2008/11/26

夏の仕舞い

 ふたを開けるとぬかの匂いがぷーんと漂う。冷蔵庫の片隅のぬかずけの容器。

 熱い夏の盛りにはきゅうり、なす、瓜、みょうが、と毎日のように手を入れて漬けていました。ぬか床はどんどん発酵して美味しい匂いを醸し出します。家族が食べるスピードに合わせるために発酵を遅らせる裏技が冷蔵庫でした。

 季節が変わり路地もののきゅうりやなすが姿を消し、大根、白菜、きゃべつ、にんじん、ごぼう、緑野菜、芋類が店先に並んでいます。暑気はらいにぬかずけの酸っぱいものを食べる必要がなくなりました。体を温めるために、煮物、鍋物、煮込み料理が主流です。お漬け物の出番は、食べ過ぎの後弱った胃腸をたすけるために少し必要かもしれません。肉料理の後のあとくちにも少し欲しい。

 久しぶりのぬか床の手入れ。ぬかの半分はビニール袋に密封して来年の夏まで冷蔵庫の片隅でお休み。後の半分は、ぬかを足して白菜を漬けました。

 夏の仕舞いは、冬に向かう心の切り替えになるものです。

|

« 黄金スープ | トップページ | 「昭和八十三年度!ひとり紅白歌合戦」 サザン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 夏の仕舞い:

« 黄金スープ | トップページ | 「昭和八十三年度!ひとり紅白歌合戦」 サザン »