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2008年8月

2008/08/27

一本の電話

 電話が鳴りました。暑中見舞いのお礼の電話でした。電話の主は本人ではなくお母さんから。

 数ヶ月前まで肩こりの治療に来ていたOLのA子さんが脳梗塞で倒れた知らせでした。30歳の彼女はとても忙しい部署にいて残業ばかりしていました。ときどき激しい頭痛と肩こりで私の治療院に飛び込むの繰り返し。普通のマッサージではその苦痛は取れないようで針治療でやっと楽になる彼女は、私の肩こり患者のワースト3に入るほどでした。

 私は、初めて針治療するに当たって彼女に次のことを指導していました。

 朝風呂、朝シャワーをできるだけやめること。理由は、風邪をひきやすくなる。常に逆気して冷え性や生理痛、肩こり、頭痛、腰痛がおこりやすくなる、血圧が不安定になりひどいときには脳溢血、脳梗塞になるからと。とても忙しい彼女はそれを実行出来ないまま突然の発作に倒れました。

 彼女は今、言語に障害が残り話が出来ない、片麻痺が残り歩けない、リハビリ中、もちろんOLは休業と聞きました。

 30歳にして脳梗塞があり得るという事実はとても衝撃的でした。決して老人の病気と言い切れなくなりました。深夜ろれつが回らなくなってお母さんの部屋まで這って異常を知らせにきたA子さんの一日も早い回復を祈りながら、第2のA子さんを作らないためにこの事実を書き留めておこうと思いました。

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2008/08/22

早朝

 朝早く起きて散歩に行きました。

 植木の水やりが済んでいる家。夏休みで静かな学校。草むらの虫の声。蝉はまだ鳴かない。24時間コンビニの人影。出勤するサラリーマン。早朝の涼しい風が心地良い。少し眠い。

 夜遅い生活を続けていると早朝は夢の中。朝の時間のずれは昼から夜に及び、再び遅い就寝の悪循環となります。夏の夜更かしは暑い昼間体にこたえます。

 朝早く起きて昼間ぶらぶらする、時には昼寝をする。夏の養生の一つです。
 

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2008/08/13

夏の定番 ぬか漬け

 食卓に並べた出したてのきゅうりのぬか漬け。夏の定番。きゅうりのひなびた緑色、ぬかのにおい、カリカリの歯ごたえが食欲を増進します。

 10年前、病気の母の為に初めてぬか漬けを作りました。「きゅうりおいしい」という一言をきくために。以来、そのぬか床を大事に守ってまた夏を迎えました。

 朝食に間に合わせる為には夜に、夕食に食べるには昼に、きゅうりやなすを漬け込みます。ぬかが発酵してふかふかになりその中で野菜がぬかの滋養を吸い込んでおいしくなります。旨みを増すために、粉の鰹節、煮干しの粉、キムチの汁、味噌、だしの素、そして適度の塩分。塩加減と酸味が絶妙なコントラストのぬか漬けは、暑さに弱った胃腸に優しい食べ物です。

 ぬか漬けなどの発酵食品を食べるのは夏の養生の一つです。

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2008/08/08

海水浴

 朝のうちに早めに用事を済ませて電車に飛び乗りました。

 須磨海水浴場は大阪から1時間圏内。読みかけの本を読んでいる間に海がみえました。JR須磨駅の真下がすぐに海です。ビーチパラソルが立ち並び水着姿の人、人、人。海の色は空の色を反映してやや灰色ぎみ。沖縄の青い空、青い海を経験している私には少し物足りない須磨の海。くらげも発生していて要注意。都心の近くで手軽に海の雰囲気が楽しめるのが人気なのでしょう。2時間以上泳いで帰りました。

 海は陽気の宝庫です。須磨の海にも沖縄と同じように陽気がありました。どうしてわかる???1日目、2日目、3日目の今日とずっと治療の集中力が切れないのです。針のキレがよく思い切りもよく良い治療ができています。海は陽気というエネルギーを体に入れてくれます。きたるべき寒い冬にむけ陽気の貯金をしてみませんか?

 海水浴は夏の養生の一つです。

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2008/08/01

みずいろ

 昼間の心斎橋筋商店街を歩きました。屋根があるから涼しいかしらと思いきや、蒸し暑い。屋根のない御堂筋側まで行く気になれません。目はひたすら涼を求めて宙をさまよいました。

 喫茶店のブルー地に冷たいコーヒーの看板。かき氷の青と赤ののぼり。水玉もようのワンピースの女の子。水色のバッグを持った若い女の子。ブルーのワイシャツの男性。水色のマニキュアをしている女の人。水色はうだるような暑さの中で目に涼しさをもたらしてくれます。

 ベーネ南船場治療院では室温28度、湿度50パーセント。ベットのシーツ、枕カバー、綿毛布など意識的に水色を配色しています。外から暑さを伴って来られた患者さんの視界に広がる水色の風景。ハワイアン音楽やピアノの調べが聞こえてきます。暑さの余韻が薄れた頃に体に合わせた鍼治療をします。治療の目安は暑がりの人はやや涼しくなるように。寒がりの人は温まるように。いずれにしても夏の水色はやんわり人の感覚を涼やかにしてくれます。

 夏の養生に水色の服を着るとあります。

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