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2008/07/18

青磁 妙なる感触

Seiji
 ちょうど両手の中に収まる小さな香炉。両耳付き。まるい、角がない、なめらか、軽くもなく重くもなく、手の中でまるく溶け合う、妙なる感触。明代龍泉窯の青磁の香炉。

 ガラスの陳列台から取り出してもらいました。小さくうずくまっていた香炉は私の手の中で手の形に丸く変化しました。大きくもなり小さくもなりイメージどうりに。やわらかい、そして限りなくなめらか。初めての妙なる感触に面くらいました。すりすりすりすり、ずっと手の中に入れておきたい誘惑。

 このイメージを頭の中に焼き付けました。

 この妙なるものを持つ人は、病気とほど遠い思いました。バランスの取れた体は和緩という妙なる感触を脈に投影させます。元気な子供は、これを持ち合わせていると思います。

 
  そっと元に戻しました。香炉は黙って存在感を消して小さくうずくまりました。

 今思い出して心残りは、指で軽くはじいてその音を聞けなかったこと。そうすることすら思いつきませんでした。どんな音がするのかな・・・・。

  龍泉窯 宋代に開窯された青磁の産地

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