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2008/06/06

東医宝鑑

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 古びたその本は実家の書棚の片隅にありました。鍼灸師の父親の蔵書でした。幅5センチほどある分厚い装丁の色は年を経る毎に渋みをまして薄茶色に変色。

 そんな折り「ホジュン」のビデオに出会いました。ホジュンは16世紀末の朝鮮王朝時代実在した韓医師です。鍼灸治療にたけ庶民にわかりやすい方剤を使って病の治療をし、最後には王の主治医にあたる御医になりました。ホジュンの著した「東医宝鑑」は中国の李時珍の「本草綱目」と並び評されています。

 中学生の時から眺めていた「東医宝鑑」は40年後に鍼灸師となった私と本当の意味で出会いました。内容は湯液を中心に当時のあらゆる知識を網羅した臨床医学の百科全書です。内科、外科、雑科、湯液、鍼灸の五つに分かれています。。何千何万の病人の診療記録の集大成が一つ一つの病気の処方となって残されていることに驚きました。貧しい庶民が手に入れやすい薬も多く「東医宝鑑」無くしては今の韓医学は語ることができません。日本には江戸時代に伝えられています。

 難しい患者さんに遭遇した時ホジュンだったらどうしただろうと考えます。ビデオのシーンと思いが重なります。「東医宝鑑」から読みとれるホジュンの心医のような姿勢は現在の世の中でも希。ホジュンのようになりたいと心から思いました。 

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