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2008/05/09

腰砕け

 腰に違和感を感じたのは天気の良い昼下がりのことでした。なんとなく痛いだけだったのが仕事が終わる頃、腰に力が入らなくなりました。
 
 いわゆるぎっくり腰は魔女の一撃と言われて痛みのため身動きがとれません。体を左右に動かすのが苦痛です。今回の場合は違いました。前屈みになり腰を伸ばせません。立ち上がる際太股に力が入らないため動けません。太股には胃の経筋が走っています。力が入らないということは胃が動いていない、蠕動運動が弱っているということです。この一週間のスケジュールを思い返してみました。疲労ぎみの上胃腸の調子がもう一つよくありませんでした。腰砕けは胃腸の弱りからくる腰痛です。湧泉という足の裏のつぼに鍼を打ちがまんの一時間。胃に活力が出て太股に力が入るのを待ちました。餅は餅屋で毎日続けました。腰に力の入らない時は、椅子や壁に伝い歩き、電車の座席では構えて立ち上がりそろりそろり。痛みも何もない毎日がどんなに素晴らしいことなのか実感。

 苦痛は人を後ろ向きにします。お天気が良くても心は晴れず鬱々とします。それが、徐々に腰に力が入るようになってくると顔に精気がもどり食欲が出て仕事に集中できるようになりました。自分の腰痛を治せないようではとがんばりましたが、久しぶりの腰痛で気づいたことがあります。鍼灸治療により苦痛が少しでもなくなってくると生きる力が回り出すということ。気持ちも前向きになります。私はその手伝いをしているのです。すごいことです。腰は砕けましたが忘れていた大切なことを思い出しました。

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