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2007年7月

2007/07/11

不屈のプロ魂

梅雨の晴れ間の蒸し暑い夜 「Ballet Night with Misa Kuranaga」(地主薫バレエ団)の公演に行ってきました。
年数回の西欧文化との出会いは東洋医学にたずさわっている私にとってはとても新鮮で、ひそかな楽しみとなっています。
雨が降らなければ上等と冗談かわしながら、早めに診療を切り上げての観覧。

薄明るいステージに踊る若いダンサー達。
「眠れる森の美女」「海賊」「ロミオとジュリエット」のワンシーン。 題名だけでも心躍ります。

しなやかに軽やかに力強く、厳粛に、といくら言葉を並べ立てても言い尽くせない生の迫力は、蒸し暑さのせいでだるかった身体に一陣の風が吹き抜けました。

ところで、出演者の痛めた足首は?
ふと頭によぎった不安を打ち消すように何事も無かったような軽やかな足の振り。
プロはどんなことがあっても踊り通さなければなりません。

故障は防げるものなのです。
レッスン優先による不規則な食事は確実に足首、膝、腰の故障を、そして背筋の動きの制限までひきおこします。
せめて遅い夕食は消化のよい軽いものにしてくれたら・・・。
正しい体調管理はキレのあるすばらしい演技につながります。
若さで乗り切るだけでなく、将来にわたって息の長いダンサーであって欲しいと思いました。

私の思いをよそに舞台は最後までいっきに踊りぬけた感。
蒸し暑さの残る夕べに目にも涼しい青、白、グレーの配色が観客に涼を呼びました。

鳴りやまない拍手は「Ballet Night」をささえたすべての人に。
そして私は、どんなことがあっても踊りとおす不屈のプロ魂に拍手を送りました。

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