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2006/06/07

初夏の陽射しの中

昼休みに心斎橋筋から御堂筋にかけて歩きました。治療室のクーラーの冷気を避けてのことです。

緑色がいっそう濃くなったイチョウ並木を歩いていると、信号がいっせいに赤に変わります。遠くの方まで赤いサクランボが点在しているようで、とてもきれいです。

春は日照不足で野菜の成りが悪いと自家菜園をしている患者さんが教えてくれました。6月になり、入梅前の初夏の陽気は湿度も高くなく過ごしやすく感じます。辺りの木々は新緑の季節。風が吹き抜けると、サワサワと軽やかな音がして、鮮やかなグリーンがまぶしく光ります。立ち止まると先ほどまで冷えていた肌に汗がにじんでいました。

初夏の陽射しの中で、人の体では何が起こっているのかを考えてみました。

手足は熱く、うっすらピンク色になっている。
汗腺から汗が出て、上った体温を調整しようとしている。
適度の散歩は、呼吸の数、心拍数が増え、細胞の隅々まで血液がゆきわたっていく。

本職の針灸治療を重ねると、一目瞭然。冬とは異なり、あれだけ重かった気血の流れは速くなっています。少しの針刺激で、多方面に流れがどんどん伝わっていくのを感じます。それは、痛いところ(気血が渋滞しているところ)をスムーズに通じさせて、痛みをとる力ともなります。

傷の治りが冬とは全くちがうことをかんじたことはありませんか?新陳代謝の良さは目に見えて傷が治っていくことで実感できるかもしれません。

春・夏・秋は草木が大きく成長する時期で、針灸治療がとてもよく効く季節。
軽く刺激するだけで、身体は短期間で快方に向かいます。慢性病や神経痛などを治す絶好の機会です。ちなみに冬は現状維持が精一杯というところでしょうか。

クーラーに一日中入っている人。陽にあたることが少ない人。外に出て少し汗をかきましょう。

新陳代謝をしたがっているあなたの体は、あなたのアクティブな動きを待ち望んでいるはずです。日焼け対策や帽子はお忘れなく。

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