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2006年6月

2006/06/21

梅雨を快適に過ごしましょう

梅雨前線の北上で一日中雨。

「梅干しを1こ、搗いたお米の上にのせて御飯をたくと、くさりにくいのよ。」子供の頃近所のおばあちゃんから教わりました。冷蔵庫のない時代の庶民の知恵です。

じめじめした湿気嫌ですね。なんだか体がだるく、何をするにもおっくうです。古傷や神経痛が疼くのもこの時期です。

体がだるく感じる人。そのだるさは胃腸が弱っていると考えてください。こん立てには生物をはずした方がよいかもしれません。水分や甘味の取りすぎは胃の中に湿気を溜め、雨と重なり、内外とも雨降り状態。よけいに手足がだるくなります。

生姜やニンニクをかくし味に入れておかずを作れば、胃腸の湿気をとばし、食欲がでます。

むくみが気になる人は、利尿作用があるあずきの塩ゆでがおすすめです。たくさん作っておいて、毎食、スプーンに一杯ずつ試してみてはいかがでしょう。

肌の不快なベタつきは、黄色、黄なり、ベージュ色の服を着てしのぎましょう。皮膚と服の間に、サラッとした乾燥感が生まれます。

昼間は、扇風機をつけ重い湿気をかくはんすると過ごしやすくなります。湿気と熱が加わった寝苦しい夜は、迷わずゆる目のクーラーをつけ、たっぷり睡眠をとってください。

主婦泣かせの雨。一昔前は、冷蔵庫もクーラーも洗濯乾燥機もありませんでした。文明の進歩に感謝しつつ、雨の日は上手に快適に過ごしましょうね。

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2006/06/07

初夏の陽射しの中

昼休みに心斎橋筋から御堂筋にかけて歩きました。治療室のクーラーの冷気を避けてのことです。

緑色がいっそう濃くなったイチョウ並木を歩いていると、信号がいっせいに赤に変わります。遠くの方まで赤いサクランボが点在しているようで、とてもきれいです。

春は日照不足で野菜の成りが悪いと自家菜園をしている患者さんが教えてくれました。6月になり、入梅前の初夏の陽気は湿度も高くなく過ごしやすく感じます。辺りの木々は新緑の季節。風が吹き抜けると、サワサワと軽やかな音がして、鮮やかなグリーンがまぶしく光ります。立ち止まると先ほどまで冷えていた肌に汗がにじんでいました。

初夏の陽射しの中で、人の体では何が起こっているのかを考えてみました。

手足は熱く、うっすらピンク色になっている。
汗腺から汗が出て、上った体温を調整しようとしている。
適度の散歩は、呼吸の数、心拍数が増え、細胞の隅々まで血液がゆきわたっていく。

本職の針灸治療を重ねると、一目瞭然。冬とは異なり、あれだけ重かった気血の流れは速くなっています。少しの針刺激で、多方面に流れがどんどん伝わっていくのを感じます。それは、痛いところ(気血が渋滞しているところ)をスムーズに通じさせて、痛みをとる力ともなります。

傷の治りが冬とは全くちがうことをかんじたことはありませんか?新陳代謝の良さは目に見えて傷が治っていくことで実感できるかもしれません。

春・夏・秋は草木が大きく成長する時期で、針灸治療がとてもよく効く季節。
軽く刺激するだけで、身体は短期間で快方に向かいます。慢性病や神経痛などを治す絶好の機会です。ちなみに冬は現状維持が精一杯というところでしょうか。

クーラーに一日中入っている人。陽にあたることが少ない人。外に出て少し汗をかきましょう。

新陳代謝をしたがっているあなたの体は、あなたのアクティブな動きを待ち望んでいるはずです。日焼け対策や帽子はお忘れなく。

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