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2006年3月

2006/03/28

やわらかい身体

 さくら サクラ 桜 どの歌が好きですか?テレビやラジオで桜にちなんだ歌が毎日流れています。

 春は出会いと別れの季節
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 卒業した人 進級 進学した人
 フレッシュマンになった人
 新しい職場に変わった人
   
 環境に慣れるのに少し時間がかかるものです。春の陽気は明るく、身体も軽いはずなのに、なんとなくイライラする、緊張して体が硬くなっている、だるい、眠いという症状はありませんか?

 こんな時は、軽くストレッチをしてみましょう。お風呂上がりに、呼吸に合わせてゆっくり体の筋肉を伸ばしてください。イライラが強い人は、牛肉を食べると少し落ち着きます。

 4月、新年度の始まりは、肩の力を抜いてやわらかい身体を保つことが春の養生です。

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2006/03/27

太陽の恩恵

春の明るい日射しに誘われて外に出たくなりますね。3月21日は春分の日。昼夜の長さはほぼ同じで太陽は真東から上り真西に沈みます。

これは、太陽が黄道上をめぐる際、黄経0度の時に起こる現象です。

黄経
0度……春分 昼夜の長さが同じ
90度……夏至 昼が一番長い
180度……秋分 昼夜の長さが同じ
270度……冬至 夜が一番長い
360度=0度 太陽の周りを一周したことになります。(約365日)

季節は必ず忘れずにめぐってくるわけです。

春は森羅万象芽吹く時。
衣服はしめつけないでゆったりしたものを着ます。
早寝早起きを心がけ、筋肉のストレッチ運動はイライラを防ぎ、肝臓を伸びやかにします。旬の新芽の野菜、苦みのある食べ物、牛肉などを食べると春の養生となります。

夏は草木が繁茂し呼吸する時。
太陽の陽気が一番強いので大いに汗をかきましょう。早寝早起きして昼寝を少しすると疲れがとれます。
トマト・キュウリなどの野菜を多めにとり発酵した生魚を食べれば体が涼しくなります。海水浴で体に陽気を取り入れると冬場に風邪を引きません。

秋は実がなる時。天地の気がひきしまります。精神を落ち着かせて早寝早起きが基本。体に冷えを受けて肺を冷やさないようにします。豚肉やスッポンを食べると体の養生になります。

冬はすべてのものが門戸を閉めてこもる時。
木々は葉を落とし活動をやめて冬眠状態となるのがベスト。朝はゆっくり寝て太陽が出てから起きます。
冬の間は春夏秋で貯めた太陽のエネルギー(=陽気)を体の中に温存します。そのために、汗をかく運動は厳禁で、体温をあたたかく保つのが冬の養生。ネギ・ショウガ・鶏などの食材を使えば、体があたたまります。

春夏秋冬、基本の養生法を紹介しましたが、どのくらいなら守れそうですか?

中国の昔の仙人といわれる人たちは、春夏秋冬の天の運行に調和することを大切にしました。「不老長寿」=「健康で長生き」という仙道の基本中の基本です。

春めいた中に時ならぬ雪、というのが今年の春。季節は行きつ戻りつをくり返し、ゆっくり進んでいきます。人類誕生以前から続いている太陽の恩恵と地球の営みです。

春は春らしく、窓を開け、外に出て暖かい太陽の光を満喫してみてはいかがでしょう。

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2006/03/13

健康をください

「健康をください」
25年前、5年間の住み込みの内弟子修行を終える際にF師匠にお願いした言葉です。

「卒業記念に欲しいものはあるか?」と聞かれた折、即座に「健康をください」と答えたのには訳がありました。冷え性・弱い胃腸・虚弱体質。これから針灸師として患者さんを治療していけるかどうか全く自信が持てず、身体の不健康を一掃させたかったからです。

漢医術は、中国の漢の時代に集大成されました。道教思想に基づき不老長寿を目標にします。
秦の始皇帝が不老不死の薬を捜し求める話は有名ですね。

この医術の特徴:


  • 針・灸・切開を外治法
  • 煎薬・丹薬・食餌を内治法
  • 正骨・あんま・指圧を骨傷法
  • 導引・吐納・整体・養生・温泉浴を気功法
おおまかに4つに分類し、病気によって使い分けします。(ただし中には失伝されているものもあります)

  • 第一優先は針灸治療。皮膚表面に針や灸をして内臓に効かすことができます。
  • 漢方薬は直接内臓に効かせ、外部を治すことができます。
  • 骨折・捻挫などの外傷時には、正骨・あんま・指圧で調整します。

肩こり・腰痛を例にお話ししましょう。まず、何故肩が凝るのか、何故腰痛をおこすのかの原因を考えるところから始めます。その上で、内臓の不調をとりながら肩こり腰痛の症状に効く針灸治療を行うのです。必要であれば、あんま・整体・指圧を加え、原因によっては養生法、自分でできる体操法を教えます。

治療後、来院時とはうって変わって血色の良いピンク色の顔色になり、しかもつらい症状が取れていれば、治療は成功。
ピンク色の顔色は、内臓が元気に動き出している証拠です。同時にこりや痛みが消えていれば、不老長寿の第一歩がスタートしています。

内からの活性化は内臓の若返りであり、それが外にあふれると、肌のきめの細かさ、髪の毛のつややかさ、豊かな黒髪にまで波及します。今はやりのアンチエイジングの本来の姿ではないでしょうか?

始皇帝が望んでやまなかった不老不死の薬の原点は地道な治療であったと考えます。私が欲しかった健康は以上の積み重ねでした。

師匠から卒業記念にオメガの時計をいただきました。25年後の今、それは私の手もとで一日も休まず時を刻んでいます。

3人の子供の母親、主婦業、針灸師、週2日、若いお母さんたちに混じってかなりハードなバレーボールの練習。あんなに悩んだ冷え性は、一年中くつ下をはかずにすむようになりました。これからも、不老長寿=(健康で長生き)の方法を、このブログから発信していこうと思っています。

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2006/03/01

中華伝承医学会 定例講習会 参加者募集

中華伝承医学会では、研修会への新規参加者を随時募集中です。

はじめて当会の講習会にご参加いただく方のために2つのコースがあります。
2つのコースを同時に受講することも可能です。


・推拿(すいな)整体講座 → 鍼を使わない治療法を学びます。一般の方もご参加いただけます。

・臨床基礎コース(気口九道脈診) → 脈診を中心にした鍼灸治療法を学びます。治療家向け。


お申し込み・お問い合せは、下記までご連絡ください。
ご連絡の際は、コースのご希望をおっしゃってください。

中華伝承医学会事務局
なしもと鍼灸整骨院 06-6965-4871


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【一般向け】推拿(すいな)整体講座

中華伝承医学会では、鍼を使わず、すべて手で行う治療法を学ぶことができます。
医師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔整師など、医療系免許をお持ちの方だけではなく、

・鍼灸専門学校などの学生
・各種サロンでお勤めの方
・これからマッサージ系のお仕事を希望されている方

にもご参加いただけます。

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【治療家向け】臨床基礎コース(気口九道脈診)

・鍼灸師、柔整師、あんまマッサージ指圧師などの治療家
・鍼灸専門学校などの学生
・資格を問わず東洋医学(漢方・鍼灸・推拿・正骨など)に興味のある方

を対象に勉強会を行っています。

・脈診(気口九道・奇経八脈)・望診を中心に、弁証施治をマスターしたい方
・患部に直接打たずに遠隔操作する配穴をマスターしたい方
・中国古流の伝承医学を学びたい方

に最適です。

これから本格的な鍼灸を学びたいと思っている方や鍼灸専門学校生の方に経験豊富な講師がマンツーマンで懇切丁寧に指導します。

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