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2006/01/20

ベーネ南船場治療院には2種類のカレンダーが掛けられています。1つは通常の太陽暦(新暦)カレンダー。あと1つは、月の満ち欠けをみればそのまま日にちがわかるようになっている陰暦(旧暦)カレンダーです。

今年の1月1日、新暦の正月は終わりました。陰暦では、今、12月の師走の真っ最中。旧正月は1月29日、春節の行事は各地で行われます。横浜や神戸の中華街では、爆竹が鳴り響き、獅子舞が町を練り歩きます。田舎でも旧正月を盛大に祝うところが多くあります。

1872年、日本はこれまでずっと使われてきた陰暦から陽暦に切り替わりました。しかし、農作物などを作るには陰暦がどうしても必要ですので、陰暦カレンダーが売られています。

中国から伝わってきた針灸治療も陰暦と深く結びついています。1年を24節気に分け、季節により、治療法・ツボの場所・針の深さ・養生法が全く違います。新月・満月前後には人の身体は月の影響を受けやすくなります。脈の変化・消化吸収の渋滞・気分の躁鬱・腎石痛・睡眠障害などが起こります。

実際の臨床上では、陰暦カレンダーを見て、季節の特徴を頭に入れ、月齢による身体の気血の変化を予測し、その日の天候・気温・湿度・時間帯などを考え合わせて治療を進めていきます。

今日は大寒。1年でいちばん寒い時期。あと少しで春節。節分が終われば立春。暦の上では春。春が待ち遠しいです。

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