« とり | トップページ | 暦 »

2006/01/10

落枕

大晦日の日に首が回らなくなりました。別に借金があったわけではありません。(^^;)

前日まで治療の仕事をし、その日のうちにがんばって家中の掃除・洗濯・正月の用意をしようという朝のことでした。寝違いを起こしてしまったのです。

寝違いは中国医学の用語では「落枕(らくちん)」といい、夜中に寝る姿勢が悪いために首や肩が痛むことを指します。
ひどい時には僧帽筋など首のいろいろな筋肉が板状につっぱり、前後左右斜めのどの方向にも曲げることができなくなります。

この時、あんま・指圧・マッサージなどは厳禁。もちろん自分で叩いたり、揉んだり、S字状のマッサージ棒で押したりすることもいけません。板状につっぱった筋繊維を一枚ずつ無理矢理はがすことになるからです。その部位が打撲・捻挫状態になってしまい、完治するのに1週間以上かかります。

さて、私の寝違いですが、患者さんになら「枕の高さが合わなかったんじゃないの?」なんて軽口も叩けるんですが、自分自身の痛みですからとっても切実でした。

忘年会・クリスマスとごちそうが続き、食事の消化と吸収が大忙しで胃腸の中は大渋滞。年末はあれこれ忙しくて睡眠不足。一方、運動は冬休み。これではお金の借金はなくても、身体に対して健康の借金をしているようなものだと大反省。

掃除の合間に、落枕(左手の甲、人差し指と中指の間)や曲池(肘を曲げてできるシワのいちばん内側)という寝違いに効くツボを自分で押さえ、首の痛みを一時的に和らげました。

紅白歌合戦が始まる頃、一日のスケジュールが終了。入浴後、首にさわらないようにストレッチを行ない、除夜の鐘が鳴る頃、家族の誰よりも早く就寝。正月中に体調を整え、身体の借金を返上しようと思いながら床につきました。

|

« とり | トップページ | 暦 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38129/8101598

この記事へのトラックバック一覧です: 落枕:

« とり | トップページ | 暦 »